Nothing Technology Japanは4月15日、メディア向けの新製品発表会で、スマートフォン「Phone(4a)Pro」「Phone(4a)」と、ワイヤレスヘッドホン「Headphone(a)」の日本限定カラー「イエロー」の国内展開を発表した(BCN+R 寺澤 克)。

●Nothingと日本 結びつきは深い サプライズゲストも登場
 イベント冒頭では、マネージングディレクターの黒住吉郎氏、新たにチーフ・ブランド・オフィサーに就任したチャーリー・スミス氏が登壇。

 黒住氏は「楽天モバイルとのパートナーシップ締結や多数の製品リリース、非常に盛りだくさんの1年で、皆さんにもっとNothing製品を使っていただけるようになったかと思います」とこの1年間を振り返った。
 スミス氏は、ドジャース大谷翔平選手のユニフォームを着用して登場。日本の印象について、映画「ブレードランナー」や海外でも注目を集めるカシオの腕時計を例に挙げながら「さまざまなクリエイティビティやトレンドが生まれる場所」と表現。「Nothingは日本が象徴するものと深く結びついている。個人的にも日本が大好きで、日本でもっと時間を過ごしたい」と日本への熱い思いも語った。
 さらにイベントでは、人気ダンスグループ「アバンギャルディ」がサプライズで登場し、パフォーマンスを披露した。
●鮮やかなカラー展開 70倍のウルトラズーム対応などカメラ性能も強化
 Phone(4a)は、オーソドックスなホワイト、ブラックの展開に加え、鮮やかなブルーとピンクを展開。Nothingを象徴するシースルーデザインだ。ブルー・ピンクには色付きガラスを採用し、発色を高めているのだという。グリフは「グリフバー」として生まれ変わっている。日本向けにFeliCaやeSIMに対応した。
 注目はカメラ性能だ。
光学手ブレ補正付き50MP 3.5倍ペリスコープレンズと50MPメインカメラを搭載。ズーム倍率は0.6~70倍で、遠くからの撮影にも対応できる。AI処理やAI消しゴム機能も使用可能だ。
 OSはNothing OS 4.1を採用。「エッセンシャル・スペース」機能は、本体に保存された音声や画像を自動で整理。AIとの対話形式の検索機能「エッセンシャル検索」を使えば、キーワードから簡単に探しているデータが見つかる。
 画面には、1.5K解像度6.78インチAMOLEDディスプレーを採用し、最大輝度は4500nit。バッテリーは長寿命設計により3年間使用しても90%以上の容量を維持できる計算で、30分で1日分の充電をまかなえる急速充電にも対応している。CPUは、Snapdragon 7s Gen 4を搭載する。
 Nothing公式サイトのほか、KDDI、沖縄セルラー電話でも購入可能。メモリー8GB+ストレージ128GBで5万8800円。8GB+256GBで6万4800円。
Nothing公式サイトでは予約受付中で5月8日午前10時から販売開始だ。
●要望に応え国内でも“Pro”を展開 140倍ズームやノーコードアプリ作成など便利な機能多数
 国内ユーザーから「なぜ日本でProをやらないのか」という声も多かった。Phone(4a)Proはその期待に応えた形だ。
 筐体には、メタルユニボディーを採用し、メカニカルで未来感あるフォルムはNothingらしさ全開だ。また、厚みは7.9mmと薄型。メタル素材のため、それ自体が冷却効果を及ぼし、高い負荷がかかっても安定した動作を実現する。カラー展開は、シルバー、ブラック、そしてピンクだ。組み合わされるCPUはSnapdragon 7 Gen 4となっている。もちろん、FeliCa・eSIM対応だ。
 カメラシステムには、50MPのソニー製メインカメラ、テトラプリズム構造を採用した50MPペリスコープカメラを採用。0.6~140倍のズーム倍率に対応しており、こちらも遠距離でしっかり撮影できる。自然なボケなどを再現しプロレベルの撮影を可能とする「TrueLensエンジン」も便利だ。

 画面には、約6.88インチ(1.5K)AMOLEDディスプレーを採用し、最大輝度はNothing史上最も明るいという5000nit。さらに、ガラス部分にはコーニングのGorilla Glassを採用したほか、防塵防滴規格はIP65を取得。深さ25cmの水中に20分間浸すテストもパスしたという。
 注目はノーコードで簡単にアプリが作れてしまうという「エッセンシャル・アプリ」。例えば、花粉情報を閲覧するアプリ、予定管理アプリなど、言葉を入力するだけで自分専用のアプリが作成できるという。この機能をより多くの人に体験してもらうために、今後はワークショップなども開催予定だ。また、学生向けのNothing製品学割制度も展開するとのこと。
 販売はNothing公式サイトと楽天モバイル。メモリー12GB+ストレージ256GBで価格は7万9800円だ。公式ストアでは予約受付中で、4月22日午前9時から販売を開始する。
●スタイリッシュとカワイイを両立? 日本限定カラーのヘッドホンも注目
 イヤホン・ヘッドホンでも人気を集めるNothingだが、今度のHeadphone(a)の新色イエローは日本限定カラーだ。
 同モデルは、ノイズキャンセリングなしで最大5日間(135時間)の再生が可能な、超ロングバッテリーのワイヤレスヘッドホン。
機械式のボタンなど直感的な操作に重きを置いており、軽量で硬質な40mmチタンコーティングドライバーは、力強くゆがみのないサウンドが特徴だ。
 単色の場合だと、スタイリッシュさが前面に出てくる。この新色はよく観察してみると「輪切りにしたゆでたまご」にも見えなくないが、それはそれでかわいらしい。もちろん、質感は文句なしなので、トータルのコーディネートを考える楽しみも生まれるだろう。
 新色イエローは、価格2万7800円となっており、Nothing公式サイトで予約受付中。4月22日発売だ。

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