和洋の風味とコク、夢の共演-。ベルギー発のチョコレートメーカー「ゴディバジャパン」(東京)は、成田市の老舗和菓子店「米屋」の看板商品とコラボした「ショコラぴーなっつ最中(もなか)」を開発し、ゴディバそごう千葉店(千葉市中央区)で先行販売を始めた。
中身の餡(あん)は落花生の甘煮にチョコを合わせ、皮の「最中種」に香ばしいココアパウダーを練り込むことで見た目にも趣向を凝らした〝一品〟に仕上がった。1926年の創業から1世紀の高級ブランドが、千葉県で栽培が始まり150周年の名産品・落花生の節目を華やかに飾る。
(池田和弘)
 ゴディバは近年、全国各地の銘菓とのコラボを次々企画し、今回は1年近く前に打診。千葉ではおなじみの贈答品として明治創業の米屋で誕生から30年近くにわたって親しまれる「ぴーなっつ最中」を素材に、「見栄えと味を劇的に変えた」(米屋担当者)新商品が完成した。
 そごうを含む3社は県による落花生導入150周年事業の「パートナー」に登録しており、先行販売前日の15日にはゴディバジャパンの阿部邦昭常務執行役員、米屋の手塚真執行役員、そごう千葉店の金子美緒店長が県庁を訪問し、熊谷俊人知事にアピール。
 知事は口に運ぶと目を見開き、「甘さがガツンとこず、かんでいると深くなってくる。ピーナツの味と香りもしっかりしている」などと絶賛。「150周年の大きな節目に夢のコラボが実現して大変うれしい。県民はもとより多くの人々に千葉のピーナツのおいしさを知ってほしい」と願った。
 ゴディバの阿部常務執行役員は「和と洋がうまくミックスし、コラボ効果がすごく出ている。ギフトだけでなく、自宅でカジュアルに食べてもらえたら」と力説。「餡とチョコのブレンドの加減に苦労した」と開発秘話を語った米屋の手塚執行役員は「ぴーなっつ最中も広く知ってもらい、さらなる飛躍を」と意気込んだ。

 1個550円、5個入り2754円(いずれも税込み)。数量限定。先行販売後の23日から全国の一部ゴディバショップと公式オンラインサイトで取り扱う。
編集部おすすめ