わが子が一番可愛い、と思うのは親として自然な感情です。しかし、その思いが強すぎるあまり、集団生活のルールを無視した「特別扱い」の要求や、周囲を見下すような「マウント」に走ってしまうケースもあるようです。


今回は、マイナビニュース会員304名に聞いたアンケートから、周囲が思わずあきれてしまった「わが子第一主義」な保護者のエピソードを紹介します。

○公平な場でも「わが子だけは別」を押し通す独善的な振る舞い

「印象的な保護者」のタイプを尋ねたところ、「自分の子どもを特別扱いさせようとする」(13.3%)、「マウント・自慢が多い」(12.0%)といった回答が寄せられました。

・「自分の子供だけは特別だと思っている母親がいた。」

・「集団登校なのに、自分の子だけ送り迎えしたいと言い出す人がいた。」

・「保護者会で堂々と自分の子供を特別扱いして欲しいという親がいた。」

・「自慢話でマウントを取る人が多くいた。」

本来は公平であるべき教育の場で、わが子の利益を優先させようとする姿勢や、他者を圧倒しようとするマウント行為は、周囲との温度差を広げる大きな要因となっているようです。
○学校や先生への過剰介入と周囲を置き去りにする要求

行事の出番や学業成績など、わが子の「評価」に執着するあまり、本来の教育の場をかき乱してしまうケースも報告されています。

・「内申の点数を変えてほしいと言った保護者がいた。」

・「お遊戯会で自分の子どもが目立つように主役にしろと先生に言っていた。」

・「自分の子は天才なんです、特別なんです、と夫婦揃って真面目に学級担任に訴えていたのを見た。」

わが子の活躍を願うあまり、他の子どもたちへの配慮や、教育現場としての常識が抜け落ちてしまう様子に、周囲はあきれ果てている実態が伺えます。
○止まらない自慢と見下し。会話を困難にする「マウント」の壁

また、他人の家庭と比較して優位に立とうとする「マウント」が、深刻なストレス要因となっている様子も。

・「本人は何の悪気もなく子供の出身高校や出身大学を年賀状に記載する(いわゆる難関校)。」

・「自分の子供に対してこのように教育して成長させているけど、あなたのお子さんは、と圧力が凄かった。」

アンケートでは、こうした一方的な自慢や押し付けに対し、「常識が通じず会話が成り立たなかった」と困惑する声も多く、適度な距離感を保てないことが円滑なコミュニケーションを妨げる大きな壁となっているようです。
○愛情の暴走が招く「孤立」という代償

子どもを大事に思うあまり、周囲とのバランスや場の空気が見えなくなってしまうケースは少なくありません。しかし、度を越した特別扱いやマウントは、結果として自分自身だけでなく、大切なわが子までも周囲から浮いた存在にしてしまうリスクを孕んでいます。

トラブルに巻き込まれないよう一歩引いた位置で見守るなど、自分なりの防衛策を持つことが日々の平穏を守る鍵となるのかもしれません。

保育園・幼稚園・学校で出会った”印象的な保護者”に関するアンケート
調査時期: 2026年4月14日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 304人
調査方法: インターネットログイン式アンケート
編集部おすすめ