一条工務店は、「子育てと住まいに関する意識調査2026」の結果を4月27日に発表した。調査は2026年3月5日~3月11日の期間、現在子どもと暮らしている男女1277名を対象行なわれた。


現在の住まいに入居する際、子どもがいたと回答した542名に、子どもと暮らすために、家選びの際に住宅設備で考慮したことはあるか尋ねたところ、1位「食器洗い乾燥機」(25.8%)、2位「対面キッチン」(25.6%)、3位「床暖房」(24.9%)という結果になった。

現在の住まいに入居する際、子どもがいなかったと回答した534名に、家選びの際に将来の子育てを想定して間取りなどを選んだか尋ねると、51.1%が、将来の子育てを想定して間取りなどを選んだことがわかった。

また、家選びの際に、将来の子育てを想定せずに間取りを選んだという261名に、将来の子育てを想定して間取りなどを検討しておけばよかったと後悔したことはあるか尋ねたところ、66.3%が後悔したことがあると回答している。

子育てをするうえで、現在の住まいに満足しているかについては、「やや不満がある」が47.0%、「とても不満がある」が21.8%で、合わせると約7割の人が現在の住まいに満足していないことが明らかに。

また、現在の住まいに満足していないと回答した741名に、具体的にどんな点に不満・不便を感じているか尋ねたところ、1位「収納スペースが足りない」(63.7%)、2位「子ども部屋がないまたは足りない」(52.2%)、3位「気密性・断熱性が低く暑さ寒さが気になる」(49.4%)という結果になった。

子育てをするうえでの理想の住まいの形態は、「一戸建て(持ち家)」と回答した人が最も多く88.7%、「一戸建て(賃貸)」(2.5%)を合わせると、91.2%の人が、子育てをするなら一戸建てに住みたいということがわかった。

また、「一戸建て(持ち家・賃貸)」に住みたいと回答した981名に何階建ての住宅が理想かを尋ねたところ、「2階建て」という回答が最も多く59.6%、次いで「平屋」(37.0%)という結果になった。

これから家選びをするなら、子育てをするうえで、住まいに関して最も重視したい点については、1位「夏涼しく冬暖かい室内環境」(16.7%)、2位「子ども部屋の有無」(12.7%)、3位「充実した収納スペース」(10.9%)という結果になった。

現在の住まいで既に子ども部屋として使用している部屋の有無については、35.3%が子ども部屋があると回答。

また、一人目の子どもに個室を与えた年齢について、「6歳」という回答が最も多く13.9%という結果になった。

子どもに個室を与えた理由は、1位「子どもの荷物が増えたから」(34.2%)、2位「子どもの自立心を養うため」(28.7%)、3位「子どもが一人で寝られるように」(24.2%)という結果に。

子育てをしながら生活する中で一番大変な家事については、「料理」という回答が最も多く、43.3%だった。


家事をしているとき、子どもの様子が気になるかは、「とても気になる」の45.8%、「気になる」の42.2%を合わせると、約9割が、家事の最中も子どもの様子を気にしていることが分かった。

家事中、子どもの様子が気になるとき、普段どのように対応しているか尋ねたところ、1位は「声をかけながら家事をする」(67.1%)だった。次いで、2位「作業の手を止めて様子を見に行く」(50.9%)、3位「子どもが見える場所で家事をするようにしている」(37.1%)が続いた。

子どもが勉強やお絵かきなどをする主な場所は、「リビングテーブル」という回答が最も多く、62.2%という結果になった。

また、中学生、高校生、大学生の子どもがいる回答者に、子ども部屋に関して、成長してから困ったことはあるかと尋ねたところ、「収納が足りなくなった」という回答が最も多く、42.0%だった。

「収納スペースが足りない」「子ども部屋がない」など、子育て世帯ならではの住まいの悩みが浮き彫りとなった今回の調査。家事をしながら子どもの様子を気にしている人が約9割にのぼるなど、“子育てしやすい住まい”へのニーズの高さもうかがえる結果となりました。特に、断熱性や収納など、毎日の暮らしに直結する要素を重視する声が多く集まっています。
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