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WOWOWテニスアンバサダーの伊達公子が聞き手を務める番組内のコーナー「伊達公子のキニナルコト」で、元プロテニスプレーヤー・杉山愛と対談を行なった。
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対談では、日本のテニス界の未来のために「JWT50」を設立した経緯、ジュニアが世界を目指すために必要なことなどを、それぞれの経験に照らし合わせながら語り合った。
このたび、伊達、杉山を含む世界TOP50を経験した8人の元トッププレーヤーが有志で集まって、テニスに携わる次の世代への様々な機会を提供していくことを目的とする一般社団法人「Japan Women’s Tennis Top50 Club」(通称JWT50)を設立。伊達と杉山は、神尾米とともに理事を務めていることもあり、まずは話題はJWT50から。
今回の試みについて、伊達から連絡を受けたという杉山は「お話をいただいた時はビックリしましたけど、これまでダテック(伊達の愛称)がジュニアの育成に力を入れていたのは拝見していたので、ついに温めてきたものを形にしようと行動に移されたかと思いましたね」とコメント。一方の伊達は「実は、愛ちゃんが快くOKと言ってくれるかどうかが心配でした。
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さらに「現役を引退して選手たちでこんなに話し合うことはなかったから」と続けると、「わたしはダテックに相当かわいがってもらったし。それこそ現役時代は、たくさんご飯をおごってもらいました。その時にいろんな話をしてもらった。
このプログラムの主要な対象者は「本気で世界TOP50を目指すジュニア選手」。世界を経験した元トッププロからのメンタリングプログラム実施や、情報発信を行うほか、さらにはジュニア世代がITFシニアにチャレンジしやすい環境を作るために、国内で1万5000ドルクラスのITFシニア大会を開催することなどを目標に掲げている。
歴代の日本の選手で、世界のTOP50に入ったプレーヤーは、現役の選手を除けば13人いる。伊達も「この13人に入ることがどれだけ大変か。いろいろなものを犠牲にして成し遂げたものだからこそ、何かを次世代に残すということは大事なんじゃないかと思った」と語ると、杉山も「わたし自身、ダテックが(世界ランキング)4位にいて、グランドスラムの本戦に10人以上が出場していた時期を知っているだけに。
そんな熱のこもった対談を終えた伊達は「ここにお酒があったら、ずっと喋(しゃべ)ってたんじゃないかというくらい喋ってましたね」と振り返ると、杉山も「ダテックとは考えや、お互いの思いが重なる部分も多いので。こうしていろいろと話す時間も楽しいですし、先のことを考えるとワクワクしますね」と笑顔を見せた。
27日開幕ウィンブルドン 伊達の注目は「ポイントなき戦いでのメンタリティ」
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話は変わって、6月27日には、イギリス・ロンドンで行われるグランドスラム(四大大会)・ウィンブルドンテニスが開幕する。
さらに注目選手についてはイガ・シフィオンテクの名前が挙がった。「ローラン・ギャロス(全仏オープン)が終わったばかりということもありますけど、シフィオンテクがどこまで連勝を続けられるのか。(世界ランク1位だった)アシュリー・バーティが引退したから、シフィオンテクが1位に転がり込んだというわけではない、ということはローラン・ギャロスの上では証明することはできました。でもそれが、決して彼女が得意というわけではないウィンブルドンで、どこまで安定した力を出せるのか。見どころはそこに尽きるかなと。
【番組情報】
6/20(月)午後8:30「週刊テニスワールド」【WOWOWライブ】
#20 伊達公子のキニナルコト、杉山愛とのSP対談/女子ジュニア育成プロジェクトin神奈川
※WOWOWオンデマンドで放送同時配信・見逃し配信あり
2人の対談は6/20(月)、7/18(月・祝)の2回にわたって放送します
<リピート放送>
6/21(火)午後3:00 【WOWOWライブ】
6/22(水)午後5:30 【WOWOWライブ】
6/23(木)午後3:30 【WOWOWライブ】
※WOWOWオンデマンドで放送同時配信・見逃し配信あり
【関連番組】
「ウィンブルドンテニス」
6/27(月)~7/10(日) ※第1日は無料放送
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