山野の力投に称賛のメッセージが寄せられた(C)産経新聞社

 セ・リーグ首位のヤクルトは4月29日、神宮球場で阪神と対戦し0-2で敗れた。この試合では両チーム先発が快投。

ヤクルトの山野太一、阪神の高橋遥人による緊張感あふれる投げ合いが演じられた。

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 結果としてヤクルトが高橋の前に3安打完封負けを喫した中、試合中盤までは山野も好ピッチングを展開した。開幕から4連勝を記録している山野は、阪神打線を相手に5回2/3を投げ、球数107、5安打2失点(自責1)、奪三振の数は実に11個に上った。2回までで5奪三振をマークした左腕は、3回に二死から1点を失うも、続く4、5回でも打者5人をスライダーや速球でねじ伏せ三振に斬って獲っている。

 中でも、阪神4番の佐藤輝明に対しては、対戦した3打席全てで空振り三振に仕留めるなど、圧巻のパフォーマンスを披露。いずれもスライダーを決め球として、主砲を封じ込めた。

 今季最多の球数を投じた山野は6イニング目の途中で2点目を与えたところで、交代を告げられている。打線の援護も無かった為、今シーズンで初めて敗戦投手として記録された。だが、今季5度目の登板も自責点がわずか1、二桁奪三振と、インパクトを残す内容で投げ抜いた。

 阪神打線に対しても印象的なピッチングを見せた山野に対し、SNS上もファンからの称賛のメッセージで溢れた。力投を続けていた背番号26に向け、「山野太一えぐいわ」「決め球は全てスライダー コースも良いスライダーが決まってる」「俺たちのエース」「負けはしたものの本当によく頑張ってくれた」などのコメントが試合中より投稿されている。

 他にも、阪神先発の高橋との息詰まる投げ合いへの反響も上がっており、「高橋遥人vs山野太一 これはセ・リーグNo. 1左腕を決める戦いだ」との声も綴られていた。

 開幕から首位を走るヤクルトにおいて、まさにチームを支える原動力となっている山野。プロキャリア7年目の今季、飛躍のシーズンとなっていく予感を大いに膨らませる、この日のピッチングだった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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