ピッチに倒れ込み、医療スタッフと状態を確認する三笘(C)Getty Images

 北中米ワールドカップ(W杯)まで約1か月となる中、日本代表に暗雲が立ち込める“アクシデント”が発生した。

 現地時間5月9日に行われたプレミアリーグ第36節のウォルバーハンプトン戦で、ブライトンの三笘薫が左太もも裏付近を痛めて負傷交代。

本人は自力で歩いてピッチを退いたものの、その険しい表情は状態の悪さを物語るようでもあった。

【動画】事態の重さを感じさせる苦悶の顔 三笘薫が負傷した瞬間

 4-2-3-1の左サイドハーフで先発した三笘の表情がゆがんだのは、55分の出来事だった。味方からの浮き球のロングボールを肩付近でトラップ。そこからギアを上げて前進した刹那、28歳は「ダメだ」と言わんばかりに右手を上げて自らプレーをストップ。左のハムストリングを押さえてピッチに倒れ込んだ。

 韋駄天の突然の行動にスタジアム内が騒然となる中、三笘はジョエル・ヴェルトマンと交代。地元メディア『The Argus』によれば、試合後に取材を受けたファビアン・ヒュルツェラー監督は「CTスキャンによる検査結果を待たなければならない」とした上で、「(痛めたのは)ハムストリングで間違いないが、あまりいい状態には見えなかった。私はポジティブな人間だからできるだけ前向きに考えてはいるけどね」と複雑な心境を隠そうとはしなかった。

 史上初となるW杯でのベスト8超えを目指している森保一監督体制で集大成を図る日本は、今月15日、本大会のメンバーを発表する。そうした中で攻撃の起点となってきたドリブラーの負傷は、小さくない不安材料となる。

 無論、ファンの間でも懸念は強まっている。痛々しくピッチを去った三笘の姿を目の当たりにしたSNSでは、「これは軽くはなさそう」「とにかく軽傷である事を祈るしかない」「三笘がいなくなったらきついぞ」「三笘がいないなんて成り立たないって」「日本代表マズイな」といった声が散見した。

 はたして、日本の天才ドリブラーは、W杯までに間に合うのか。いまは続報を待つしかない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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