山戸穂乃葉がキキ役を演じるミュージカル『魔女の宅急便』が、2024年3月8日~17日に東京・日本青年館ホール、3月21日~25日に大阪・新歌舞伎座にて上演されることが決定。併せて、山戸演じるキキ、深田竜生演じるトンボのビジュアルが解禁された。
【写真】キキとジジが描かれたイラストビジュアル ミュージカル『魔女の宅急便』
原作は、児童文学作家・角野栄子氏が執筆した全6巻の同名児童書。1989年にスタジオジブリが宮崎駿監督でアニメーション映画化し、1993年~1996年には、蜷川幸雄氏演出によりミュージカル化、2016年にはイギリス・ウェストエンドにて舞台化された人気作。さらに2017年、若手新進気鋭の制作チームにより、新演出のミュージカル版が上演され、連日大盛況で閉幕。熱気そのままに、2018年に再演、2021年に再々演、2020年には上海にて中国人キャストによる公演も行われた。
新たなキャストで4度目の公演を迎える本作。キキ役に抜擢されたのは、2022年に行われた第9回「東宝シンデレラ」オーディションでミュージカル賞を受賞した山戸。相手役となるトンボ役には、ドラマ『紅さすライフ』に出演し、カリスマモデル役でも話題を呼んだ深田が務める。
また、キキの母であるコキリ役には生田智子、キキの父オキノ役は、「おかあさんといっしょ」のうたのおにいさんとして歴代最長出演記録を持つ横山だいすけ、キキが居候するコリコの街のパン屋のおかみさんおソノ役は、元宝塚歌劇団星組・雪組トップ娘役の白羽ゆり、おソノの旦那さんフクオ役には、お笑いコンビ・ライセンスの藤原一裕が前作に引き続き出演。
ミュージカル初挑戦の山戸は出演に際し「舞台出演も、そもそもこんなに大きなお仕事も初めてで『本当に大丈夫なのか』とすごく不安な気持ちが溢れています。でも、そんな初めてのことがたくさんの私を見てもらえる機会を折角いただけたので、私のことを初めて知ってくださる人にもそうでない人にも、色々な方に幸せをお届け出来るような、最高のパフォーマンスをしたいと思います!!」とアピール。
深田も「『魔女の宅急便』はキキの成長物語であるのと同時にトンボの成長物語でもあるので、トンボにも注目していただけると嬉しいです。今回、外部のミュージカル作品は初出演なので緊張と不安がありますが、がんばりますので是非劇場にお越しください!」とコメントを寄せている。
解禁されたビジュアルからは2人のフレッシュさが溢れており、共演キャストとどのような化学反応を起こすのか、期待が高まる仕上がりとなっている。
ミュージカル『魔女の宅急便』は、東京・日本青年館ホールにて2024年3月8日~17日、大阪・新歌舞伎座にて3月21日~25日上演。
※コメント全文は以下の通り
<コメント全文>
■山戸穂乃葉(キキ役)
ジブリ映画でも有名な「魔女の宅急便」のキキを演じさせて頂く事になりました、本当にありがとうございます。舞台出演も、そもそもこんなに大きなお仕事も初めてで「本当に大丈夫なのかな」とすごく不安な気持ちが溢れています。
でも、そんな初めてのことがたくさんの私を見てもらえる機会を折角いただけたので、私のことを初めて知ってくださる人にもそうでない人にも、色々な方に幸せをお届け出来るような、最高のパフォーマンスをしたいと思います!! キキもこれからの山戸穂乃葉も空高く羽ばたくので、是非ご観劇にいらしてくださると嬉しいです。
ーーキキの衣装に初めて袖を通してみた感想
鏡の中には今まで映画で見ていたキキがいました。普段の私はロングヘアで前髪もないので、自分が自分ではないようでした!ジブリ好きの祖父がいるのですが、キキの格好をした私を見たら恐らくスマホのロック画面にするのではないかなと思います(笑)。
ーー起用理由(主催より)
初めてお会いした時の印象は、15歳とは思えない凛とした佇まいと、芯の強い表情。しかし話すとまだまだ引っ込み思案で、初めてのミュージカルに対する不安が見え隠れする。それはまるで、強い意志を持って故郷を飛び出したものの、新たな環境で戸惑うキキの様だと感じました。作中でキキは、様々な葛藤を乗り越えながら魔女として成長しますが、山戸さんなら等身大でキキの成長を表現してくれると感じオファーをさせて頂きました。
■深田竜生(トンボ役)
お話しをいただいたときには先輩方が引き継いできたトンボという役を自分が演じられるということにびっくりしたと同時にとても嬉しかったです。
『魔女の宅急便』はキキの成長物語であるのと同時にトンボの成長物語でもあるので、トンボにも注目していただけると嬉しいです。今回、外部のミュージカル作品は初出演なので緊張と不安がありますが、がんばりますので是非劇場にお越しください!
ーー起用理由(主催より)
トンボは明るく真っ直ぐで行動力があり、空を飛ぶ夢を持ち続けている純粋な男の子。深田さんと初めてお会いした時、人懐っこい明るさと向上心の強さがトンボと重なり、是非にとオファーさせて頂きました。性格が似ていると感じた一方、深田さんの魅力の1つでもある長身とスタイルの良さは、今までと違ったトンボ像を見せてくれるのでは、と今から楽しみにしております。