銀座三越で6月15日まで行われる特別展「武豊 デビュー40年~前人未踏の記録~」の開催を記念したトークショーが5月25日、行われた。武豊騎手(57)=栗東・フリー=は、フリーアナウンサーの福原直英氏との息の合ったやり取りで、予定の時間を大幅にオーバーしながら約50人の参加者を盛り上げた。

 この日の昼に行われた「第93回日本ダービーPR発表会」に続いてのイベント出演で、ゴーイントゥスカイ(牡3歳、美浦・上原佑紀厩舎、父コントレイル)で挑む今週末の日本ダービー(5月31日、東京競馬場・芝2400メートル)の話題では言葉に熱を帯びた。「(パネルが)来週、1個増えていたらいいですね。今年はあまりクラシックに縁がないのかなと春の手前で思っていたところ、青葉賞で権利を取れて、それもいい勝ち方。ダービーというのは特別なレースなので、そこに自分がちゃんと参加していて、しかも“狙える馬”で挑めるというのは、本当にうれしいことです」と、自身の持つ最多勝利記録を更新するダービー7勝目へ力強く意気込んだ。

 さらに話題は前日(5月24日)のオークスで日本人女性騎手として初めてクラシック制覇を果たした今村聖奈騎手(22)=栗東・寺島良厩舎=とジュウリョクピエロ(牝3歳、栗東・寺島良厩舎、父オルフェーヴル)の快挙にも及んだ。武豊騎手は「もちろん自分が負けたことは悔しいですけど、ああやって彼女が勝ったことはうれしかったです。頑張っていましたし、結構悩んでいる時期もあったりとかで、周りに支えられて、そういうタイミングだったので、やっぱり彼女は実力があるんだなと思いましたし、結果で応えるというのは、さすがだなと思いました」とたたえた。

 そこからさらに話は膨らみ、「(今村聖奈騎手は)男子、女子を抜きにしても、あの年齢でオークスを勝って、凱旋門賞も一緒に乗るかもしれないですからね。僕ももう、そろそろ勝ちたいですよね」と、視野に入れているメイショウタバル(牡5歳、栗東・石橋守厩舎、父ゴールドシップ)との凱旋門賞・仏G1(10月4日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)挑戦についても胸を躍らせていた。

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