全国の映画館スタッフの投票で受賞作を選出する『第1回 映画館大賞』の授賞式が、5月12日に開催されることが決定。あわせて、アンバサダーにLiLiCoとLEO(BE:FIRST)が就任することも発表された。



【写真】『第1回 映画館大賞』ロゴ

 映画館大賞とは、日々の業務で観客の反応を直接肌で感じている映画館スタッフが、「映画館で働いているからこそ選べる、そして、より多くの方に映画館で観てほしい作品」を投票によって選出し、さらに映画館で再上映することで、改めて作品の魅力を届け、映画館への来場促進と映画文化の活性化を目指す企画だ。

 対象作品は、2025年1月1日から12月31日までに国内で公開された作品とし、複数の部門を設置。ただし、4Kなどの再上映作品、ODS(コンサート/ライブフィルム等)、1館のみの上映作品は対象外とする(※一部、2026年4月以降の公開予定作品を対象としたイチオシ部門を含む)。

 全国550館以上に案内し、延べ3000人を超える映画館スタッフの投票によって選ばれる全7部門。全国から集まった“熱い票”が導く受賞結果に、ぜひ注目してほしい。

 このたび、映画館大賞のアンバサダーとして、映画をこよなく愛するLiLiCoとLEO(BE:FIRST)の就任が決定した。

 映画を「伝えるプロ」として映画館へバトンをつなぎ続けてきた映画コメンテーターのLiLiCoは、「特等席でいつも映画と観客と接する映画館関係者と関われる喜びに浸っています。映画コメンテーターとして映画を紹介し、それを劇場にバトンタッチして上映してもらう。映画界にとって大事なステージのひとつです。アンバサダーに選ばれて光栄です」と喜びをコメントした。

 さらに「映画は映画館で観るために作られます」と語り、自身も頻繁に映画館へ足を運び、観客と感情を共有する時間を大切にしているからこそ、「みんなと一緒に笑い、一緒に泣くのは素敵な時間。制作側への敬意と興味でエンドロール最後まで観るのも当たり前。
エンドロール後にも映像があったりしますので。そして映画館の音はやはり全身で受け止められ、包まれる感覚なので臨場感がすごい。映画は映画館で体感して!」と、スクリーンで鑑賞することの価値を熱く語った。

 圧倒的なパフォーマンスで音楽シーンを席巻する6人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTのLEOは、デビュー前に映画館でのアルバイト経験を持つという異色の経歴の持ち主だ。「決まったと聞いた時は凄く嬉しかったです。何かの縁を感じました」と、かつて自身が立っていた「現場」への恩返しともいえるアンバサダー就任に喜びを露わにした。

 自身のこだわりとして「スクリーンが視界にパンパンに入ってくる座席」を、スタッフ時代の経験を活かして選ぶというLEOは、映画館の魅力を「没入感」だと語る。「映画館でスクリーン何番という扉を通るとあの静けさと雰囲気にまず非日常感を感じます。そこから予告、映画泥棒など諸注意がありライトが落ちていく。作品の中に自分もいると感じられる時間は映画館ならではだと思っています。」と、かつて映画館で働き、多くの作品やファンに触れてきた彼ならではの視点で、映画館の「非日常感」を広く伝えていく決意を語った。

 5月12日の授賞式では、映画を「伝えるプロ」のLiLiCoと、映画館の「現場」を知るLEO、映画を愛し抜いてきた2人が本プロジェクトを通じて、映画館で映画を観ることの楽しさ、感動、興奮を改めて世の中に発信していく。

 同時に解禁された映画館大賞のロゴは、確かな画力とエッジの効いたギャグセンスで注目を集める漫画家・服部昇大がデザインした。
服部はロゴデザインのこだわりについて「実際に現場の劇場スタッフの人たちが作った新しい賞だと伺ったので、なるべくその手作り感が伝わるような温かみのあるロゴをイメージしました」と明かす。

 そして「映画も配信化などが進み便利になっていますが、映画館で映画を観るという体験はなかなか他に代えがたい価値のあるものだと思うので、この賞を通じて映画や映画館を応援できるようなものになるといいなと思っています」と、作中の“邦キチ”並みに熱い、映画館愛あふれる言葉を寄せた。

 映画館のスタッフが、今こそスクリーンで観てほしい一作を届ける「映画館大賞」。映画文化の未来を彩る受賞作品の行方と、その熱狂の瞬間に引き続き注目したい。

■2025年に上映された作品を対象とした4部門および「大賞」

映画館大賞:4部門の最優秀作品の中から選出される最高賞
映画館でこそ観るべき!日本映画部門:100館以上の規模で上映された日本映画作品
映画館でこそ観るべき!外国映画部門:100館以上の規模で上映された外国映画作品
映画館でこそ観るべき!アニメ映画部門:すべてのアニメ映画作品
もっとひろがれ!掘り出し映画部門:2館以上100館未満の規模で上映された実写作品

■2026年4月1日以降の上映予定作品を対象とした2部門

映画館スタッフイチオシ 日本映画部門
映画館スタッフイチオシ 外国映画部門

 『第1回 映画館大賞』授賞式は、5月12日開催。

※LiLiCo、LEO、服部昇大のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■LiLiCo

 特等席でいつも映画と観客と接する映画館関係者と関われる喜びに浸っています。映画コメンテーターとして映画を紹介し、それを劇場にバトンタッチして上映してもらう。映画界にとって大事なステージのひとつです。だからアンバサダーに選ばれて光栄です。

 映画は映画館で観るために作られます。私は頻繁に映画館に足を運びます。


 どれだけ映画がヒットしてるかのチェックは勿論ですがみんなと一緒に笑い、一緒に泣くのは素敵な時間。制作側への敬意と興味でエンドロール最後まで観るのも当たり前。エンドロール後にも映像があったりしますので。そして映画館の音はやはり全身で受け止められ、包まれる感覚なので臨場感がすごい。映画は映画館で体感して!

■LEO(BE:FIRST)

 映画館大賞のアンバサダーに決まったと聞いた時は凄く嬉しかったです。BE:FIRSTでデビューするまで映画館でバイトしていたので、何かの縁を感じましたし、選んで頂けた事を光栄に思っています。そこで色んな作品に触れて、色んな映画ファンに出会い、本当に今でも映画館は僕にとって凄く大好きな場所です。

 今回またこうして映画館、映画に関わることができることを嬉しく思います。精一杯頑張ります。

 僕が感じる映画館ならではの魅力は、没入感だなと思います。僕自身、映画館でスクリーン何番という扉を通るとあの静けさと雰囲気にまず非日常感を感じます。そこから予告、映画泥棒など諸注意がありライトが落ちていく。
そして始まる本編は何にも代えがたいものがあると思っています。

 大きなスクリーンに映し出される映像と、多くのスピーカーから作り出される没入感。作品の中に自分もいると感じられる時間は映画館ならではだと思っています。

 僕はスクリーンが視界にパンパンに入ってくるのが嬉しいタイプの人間で、1番後ろの座席でちょうどの時と、周りの枠まで目に入ってしまう時があるので、映画館で働いていた経験を活かしてちょうどいい座席を購入しています。

■服部昇大

 映画館大賞のロゴを制作するに当たり、実際に現場の劇場スタッフの人たちが作った新しい賞だと伺ったのでなるべくその手作り感が伝わるような温かみのあるロゴをイメージしました。映画も配信化などが進み便利になっていますが、映画館で映画を観るという体験はなかなか他に代えがたい価値のあるものだと思うのでこの賞を通じて映画や映画館を応援できるようなものになるといいなと思っています。

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