高良健吾、原田琥之佑が出演する特集ドラマ『手塚治虫の戦争』(NHK総合)が、8月に放送されることが決定。5月7日には、宝塚市立手塚治虫記念館にて制作発表が行われ、キャストのコメントが到着した。
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1970年代の東京。漫画家としてどん底にあった手塚治虫は、自身の戦争体験をもとにした漫画『紙の砦』を描き始める。少年誌の連載は打ち切られ、会社も倒産――すべてを失いかけたその時、なぜ手塚は“戦争”を描こうとしたのか。
執筆に挑む1970年代の手塚治虫と、戦時下を生きる彼の分身・大寒鉄郎。漫画を描くことに生を見出した2人の物語が、時代を越えて重なり合う。
高良健吾が演じるのは、手塚治虫。『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』『火の鳥』――数々の名作を生み出してきた稀代の漫画家だ。漫画家生活30年。その名はすでに伝説となりつつあった。…だが、漫画家人生最大のピンチに直面していた。
高良は「このドラマでは、手塚治虫先生の『虫プロ』が倒産する、不遇の時代も描かれます。その時代の手塚さんの苦しみは、愛するものを突き詰めるがゆえに生まれてくる苦しみで、その苦しみを乗り越える原動力もまた、自分が愛する漫画への信念や、闘争心だと思うんです。
原田琥之佑が演じるのは、大寒鉄郎。手塚治虫が描き始める漫画『紙の砦』の主人公で、漫画を描くことに夢中な16歳の少年だ。いつ戦火に巻き込まれるかもわからない時代の中、それでも漫画に向かい続ける。
原田は「鉄郎はまわりの空気を無理に読もうとしないし、人にこびることのない男子中学生です。でもなぜか人から好かれて、周囲に人が集まる人です。『描きたいから描く』という、理由のない衝動的な漫画欲があり、『ただ自分が満足するために漫画を描く、描いても描いても描き足りない』という、漫画家にとって大切なハングリー精神をもっているところがとても魅力的です。そんな純粋な少年の遊び心を表現できたらいいなと思っています」と語った。
特集ドラマ『手塚治虫の戦争』は、NHK総合にて8月放送。
※キャスト、スタッフのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■手塚治虫役:高良健吾
このドラマでは、手塚治虫先生の「虫プロ」が倒産する、不遇の時代も描かれます。その時代の手塚さんの苦しみは、愛するものを突き詰めるがゆえに生まれてくる苦しみで、その苦しみを乗り越える原動力もまた、自分が愛する漫画への信念や、闘争心だと思うんです。
僕自身もこの作品に携わることで見えてくる、手塚先生のいろんな面にとてもひかれています。役を演じる上で、当時の手塚先生の仕事ぶりと自分を重ねたときに、手塚先生は「漫画の神様」や「天才」と言われていますが、その言葉でまとめてはいけないのではないか、と思うんです。何かと闘う心、常に自分に向いている戦い方に尋常じゃない強さがあって、「これだけできる人っているか?」と僕は感じるんです。手塚先生は手塚治虫先生以外に、誰にも真似できないことをやり続けてきた方なんだと思います。
皆さんにとっても面白いドラマになると思いますので、楽しみにしていてください。
■大寒鉄郎役:原田琥之佑
鉄郎はまわりの空気を無理に読もうとしないし、人にこびることのない男子中学生です。でもなぜか人から好かれて、周囲に人が集まる人です。「描きたいから描く」という、理由のない衝動的な漫画欲があり、「ただ自分が満足するために漫画を描く、描いても描いても描き足りない」という、漫画家にとって大切なハングリー精神をもっているところがとても魅力的です。そんな純粋な少年の遊び心を表現できたらいいなと思っています。
今回のドラマで初めて戦時中を生きる役を演じるので、いまはその時代の人間として生きられるよう、たくさん勉強しています。漫画を描くシーンもあるのですが、手塚先生のペンの持ち方は独特だったそうなので、そのペンの持ち方で絵を描く練習をしたり、手塚先生から生まれるキャラクターは丸からできているキャラクターが多いので、丸をたくさん描いています。
僕は3年前に『軍港の子~よこすかクリーニング 1946~』という特集ドラマに出演しましたが、そのときはまだ13歳で、自分が表現したかったことがあまり表現できず、悔しい思いをしました。このドラマで少しでもリベンジできたらなと思っています。
■作:桑原亮子
ベレー帽をかぶってニコニコしている、漫画の神様――皆さんが『手塚治虫』と聞いて思い浮かべるのは、このような像ではないでしょうか。
けれどもこのドラマは、そんなイメージの奥の、生身の人間・手塚治虫を追いかけます。人知れず悩み、苦しみながら、それでも生涯をかけて漫画で子どもたちを楽しませたいと願った人。その彼が、自身の戦争体験を元に凄絶(せいぜつ)な漫画を描きました。そこに込められた、時を超えたメッセージを感じ取っていただけると幸いです。
■企画・演出:鈴木航
手塚治虫さんの『紙の砦』という短編を知ったのは20年以上前のことです。忘れられない印象的なタイトル、漫画が大好きな少年が見た戦争、それが手塚節のユーモアで描かれますが、ユーモアで包み切れない痛切さが胸に刺さりました。戦争の中でも漫画を描くことを手放さない少年の姿は、決して遠い時代の話ではなく、巨大な暴力の中で私たち一人一人がどうやって正気を保つのか、心に“砦”を築くのかという問いを突きつけてきます。
手塚治虫さんが漫画家人生の苦境の時期に、あえてこの特別な作品を描いたことにも、私は強い意思を感じます。ご本人にとっても描かなければならなかったテーマなのではないでしょうか。
このドラマは『紙の砦』の執筆に挑む手塚治虫さんの姿と、手塚さんが戦時中の少年少女たちの物語を通じて、描き残したメッセージに迫ります。すばらしい脚本を手に、魅力的なキャストの皆さんと「手塚治虫」という高い山に挑めることをうれしく思います。今も戦争が止むことのない世の中ですが、そんな時だからこそ、多くの方にこのドラマが届くよう力を尽くします。
■プロデューサー:田島彰洋
戦後81年。時代がどれだけ進んでも、世界から戦争はなくなっていません。手塚治虫先生が『紙の砦』を描いたのも、遠い国で戦火が続いていた時代でした。
少年時代、大阪で空襲に遭い、その光景を「これは漫画だと思った」と語った言葉に、私は強い衝撃を受けました。現実があまりにも過酷なとき、人はそれを物語として受け止めるしかないのかもしれません。
二度と同じ光景を繰り返してはならない――。子どもたちが大人になったとき、自らの意思で戦争を拒むことができるように。その思いを胸に、手塚先生は漫画を通して戦争と向き合い続けました。
その願いは、終戦ドラマという形でこの作品に向き合う私たちにも重なっています。

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