TBS系で10月深夜にスタートする松本光司原作の人気コミックをテレビドラマ化した『彼岸島』。そのヒロイン・ユキ役に映画『シャニダールの花』『はじまりのみち』、ドラマ『あまちゃん』などで若手実力派として急成長中の山下リオが決定した。


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 また、主人公・明(白石隼也)の友人・ケン役には遠藤雄弥、ポン役には西井幸人、西山役に阿部翔平、加藤役に勝信、そして謎の女・冷役には佐藤めぐみとフレッシュな顔ぶれが脇を固める。

 『彼岸島』は、理屈なし、問答無用で襲ってくる恐怖に打ち勝つ人間の底力と絶望感からくるギリギリのスリルを描くことで、ゲーム世代で育った10~30代のユーザーの心を強く掴み、累計560万部を突破した大ヒットコミック。今回のTVドラマでは、原作ファンも満足いく世界観と人間を恐怖で支配する最強の吸血鬼、さらに巨大化した化け物をリアルに再現。そして吸血鬼との戦いを描くゲーム的要素だけでなく、理不尽で絶望な事態に追い詰められても強く立ち向かっていく〝人間の底力〟や、今の社会ではリアルに感じることができない〝生命の尊厳〟を問いかける深いヒューマンドラマとして描かれ、新たなサバイバルドラマを誕生させる。

 ヒロインを演じることになった山下は「台本の壮大な世界観に、すぐに引き込まれました。 どのキャラクターも人間臭くて、生々しい。
ユキは彼岸島に行くメンバーの中で 、唯一の女の子です。彼岸島という非現実的な世界にいながらも、明とケンの間で揺れ動く姿もリアルに演じたいと思います」とコメント。また、弓を使ってのアクションについては「もともとアクションにも弓道にも憧れがあったので、とても嬉しいです」と。さらに「体力には自信がありますが、ユキはインターハイにもいくほどの実力を持っているので撮影までにしっかり練習して、ぶつかっていきたいです」と意気込みを見せた。

 ドラマ『彼岸島』はTBS系で10月深夜放送開始。