俳優トム・ハーディ主演の映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』より、ハロウィンとなる本日10月31日、ダークヒーローのヴェノムが仮想パーティーに紛れ込み人気者となるコミカルなシーンを収めた本編映像が解禁された。

【動画】映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』仮装パーティー本編映像

 スパイダーマンの宿敵であり、マーベル史上最も残虐なダークヒーローとして誕生、2018年に劇場公開され全世界興行収入941億円を超える大ヒットを記録した『ヴェノム』。

本作はその続編となる。

 キャストは主人公ヴェノム/エディ役のトム・ハーディ、エディの元婚約者アン役をミシェル・ウィリアムズが続投。さらに、新キャラクターのシリアルキラー、カーネイジ/クレタス役を3度のアカデミー賞ノミネートを誇る名優ウディ・ハレルソン、女性ヴィランのシュリーク役を『007』シリーズのナオミ・ハリスが演じる。監督はアンディ・サーキス。

 「悪人以外を食べない」という条件でエディ(トム)の体に寄生し、共同生活を送る地球外生命体(シンビオート)のヴェノム。ケンカを繰り返しながらも何とかエディと一緒にやってきたが、食欲の制限を強いられ日々ストレスを募らせていった。
そんなある日ヴェノムは、エディと些細なことから言い争い、ついに体から離れてアパートを飛び出してしまう。

 今回解禁されたのは、そんな“家出状態”のヴェノムが仮装パーティーの会場に迷い込んだ場面。会場でほかの参加者を見て「何だ、このヘンテコな奴らは。異星のお仲間か」と語るヴェノムだが、等身が一つも二つも飛びぬけがっちりしたその姿で早速仮装した“異星人”たちから「ブッ飛んでる!」「カッコよすぎだろ」と注目を集め、あっという間に人気者に。

 さらにヴェノムは、参加者たちの自撮りに一緒に写るというサービス精神を発揮し、彼らから「日本のキャラ?」と聞かれると「オレのオリジナルだ」と誇らしげに即答。スパイダーマンの宿敵として知られ、ダークヒーローであるはずのヴェノムが束の間のパーティーをノリノリで楽しむ姿がほほえましい、コミカルなシーンとなっている。


 個性際立つ衣装の数々が印象的な同シーンについて、衣装デザイナーを務めたジョアンナ・イートウェルは「クレイジーさがほとばしっているシーンで、衣装はすべて極端なものでなければなりませんでした。このシーンのために参加してくれた700~800人のパフォーマーたちもすごく楽しかったです。素晴らしいエキストラ部門が、実にスムーズに、何百人もの人たちにフィッティングをして、衣装を着せて、準備を整えてくれました」と語っている。

 映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は12月3日より全国公開。