国内盤のCDについている帯。
大事に保管しているだろうか? はたまた捨ててしまうだろうか?
私はきちんと保管している。
しかし、「CDの帯は捨てている」という人は結構多く、先日も、“捨てている派”の友人と口論になった。「捨てるなんてとんでもない! あれはれっきとした国内盤の特典だ!」と説得しても、「ゴミとしか思えない」などと言う。
あの帯があるのとないのでは、きっと価値も変わってくるに違いない。「毎回捨てている」という友人に後悔させてやるという気持ちで、大手中古チェーン店BOOKOFFの広報担当に聞いてみた。「帯ついてたほうが価値ありますよね?」と。
すると
「当社としましては、帯の有無で買い取り価格を変えるようなことはしておりません。基本的に傷の有無などは価格に影響しますが、CDの帯があってもなくても値段は一緒です」
う……、そうなんだ……、価値ないんだ……。
では、あの帯はなんのためにあるのだろうか?
Sony Musicの広報担当者はこう語る。
「あの帯というのは、レコードにもついていておりまして、その頃からの流れでCDにもついているのかと思います。あの帯を国内盤のCDにつける理由としましては、CDのジャケットだけではわからない情報をお伝えするためです。
なるほど、ジャケットだけでは伝わりにくい情報を帯を使って表示していると。
「ジャケットというのは、大切な作品の一部と考えております。そこにゴチャゴチャと情報を入れ込むことはあまりしたくありません。そこで帯を活用してます。帯はCDを包んでいるキャラメル包装を破れば、取り外すことができますので、ジャケットに何かを書き込まずに、きちんと情報をお伝えすることができます。国内盤の値段やバーコード等も帯に表示して、ジャケットはなるべくそのままの状態を保っています」とSony Musicの広報担当者。
要するにキャッチコピーや邦題などを、元のジャケットに手を加えず表示するために、帯を活用しているということである。やっぱり、私が思っていた“国内盤の特典”のような意味合いではないらしい……。
とはいえ、せっかく高いほうの国内盤を買っているのである。CDの隅々まで大切にしたいではないか。
ということで、これからも帯は大事に保管し続けます。
ちなみに、あの帯、一体どこにしまえばいいのか? という無茶な質問をSony Musicの広報担当にしてみたところ、
「人それぞれでいいと思います。捨ててしまう人もいますしね」
そうなんですよ、捨ててしまう人もいるんですよ。
「個人的な意見ですが、私は帯でCDのブックレットを挟んで、帯つきのような状態で保管しています。ブックレットを止めている爪に挟んでもいいのではないでしょうか?」とのこと。
ちなみに、私の保管場所といえば、CDケースを分解して、中に収めるというもの。詳しくは画像を見ていただきたいのだが、この場所に収めると、落ちないし綺麗に保存できるのだ。しかしこの方法、ケースを分解する際には注意が必要。ケースは分解するようにできていないので、壊れてしまう可能性も高いです。
(ドープたつま/studio woofoo)
大事に保管しているだろうか? はたまた捨ててしまうだろうか?
私はきちんと保管している。
ご存知のように、国内盤CDは輸入盤CDと比べて値段が高い。私にとって帯は「その高いほうを買ったぜ!」という大事な“証”なのである。
しかし、「CDの帯は捨てている」という人は結構多く、先日も、“捨てている派”の友人と口論になった。「捨てるなんてとんでもない! あれはれっきとした国内盤の特典だ!」と説得しても、「ゴミとしか思えない」などと言う。
あの帯があるのとないのでは、きっと価値も変わってくるに違いない。「毎回捨てている」という友人に後悔させてやるという気持ちで、大手中古チェーン店BOOKOFFの広報担当に聞いてみた。「帯ついてたほうが価値ありますよね?」と。
すると
「当社としましては、帯の有無で買い取り価格を変えるようなことはしておりません。基本的に傷の有無などは価格に影響しますが、CDの帯があってもなくても値段は一緒です」
う……、そうなんだ……、価値ないんだ……。
では、あの帯はなんのためにあるのだろうか?
Sony Musicの広報担当者はこう語る。
「あの帯というのは、レコードにもついていておりまして、その頃からの流れでCDにもついているのかと思います。あの帯を国内盤のCDにつける理由としましては、CDのジャケットだけではわからない情報をお伝えするためです。
例えば、ジャケットには曲名や曲数を表示していないものもあります。そういった商品でも、帯があれば、そこに曲名や曲数を表示することができます。また、お客様が探しやすいように、英語のタイトルをカタカナ表記で帯に表示したりもしています」
なるほど、ジャケットだけでは伝わりにくい情報を帯を使って表示していると。
「ジャケットというのは、大切な作品の一部と考えております。そこにゴチャゴチャと情報を入れ込むことはあまりしたくありません。そこで帯を活用してます。帯はCDを包んでいるキャラメル包装を破れば、取り外すことができますので、ジャケットに何かを書き込まずに、きちんと情報をお伝えすることができます。国内盤の値段やバーコード等も帯に表示して、ジャケットはなるべくそのままの状態を保っています」とSony Musicの広報担当者。
要するにキャッチコピーや邦題などを、元のジャケットに手を加えず表示するために、帯を活用しているということである。やっぱり、私が思っていた“国内盤の特典”のような意味合いではないらしい……。
とはいえ、せっかく高いほうの国内盤を買っているのである。CDの隅々まで大切にしたいではないか。
たとえそれが価値のない帯だったとしても!
ということで、これからも帯は大事に保管し続けます。
ちなみに、あの帯、一体どこにしまえばいいのか? という無茶な質問をSony Musicの広報担当にしてみたところ、
「人それぞれでいいと思います。捨ててしまう人もいますしね」
そうなんですよ、捨ててしまう人もいるんですよ。
「個人的な意見ですが、私は帯でCDのブックレットを挟んで、帯つきのような状態で保管しています。ブックレットを止めている爪に挟んでもいいのではないでしょうか?」とのこと。
ちなみに、私の保管場所といえば、CDケースを分解して、中に収めるというもの。詳しくは画像を見ていただきたいのだが、この場所に収めると、落ちないし綺麗に保存できるのだ。しかしこの方法、ケースを分解する際には注意が必要。ケースは分解するようにできていないので、壊れてしまう可能性も高いです。
(ドープたつま/studio woofoo)
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