review

殺人犯がいて、その妹がいる〈坂元裕二×我孫子武丸 ドラマ「それでも、生きてゆく」対談part1〉

我孫子 確かに。

坂元 ドラマの企画って、特殊な企画や設定があったとしても、「じゃあ、その後どうなるのか?」っていう部分は書かれてないケースが時折あります。そこを解決せずにはじめると実際途中で煮詰まっていく訳ですが、この企画にはその“先”があると思ったから、その場で「それはドラマになるからやりたい!」と。その後に「瑛太さんにお願いしましょう」という話になって、瑛太さんサイドも「やりたい!」という話になって。その時点でようやくテレビドラマって動き出すんですね。

我孫子 その時点ではまだシナリオも書き始めてはいない、ということですよね。今の話だと“瑛太側(被害者の兄役)”はまだ出ていないじゃないですか。殺人犯とその妹の話、ということは、瑛太さんは殺人犯の役になるかもしれなかったと?

坂元 最初はそれも想定しました。僕の頭の中では瑛太さんが殺人犯の役の場合もあるし、その時点で瑛太さんも興味を示していた。そこからようやく僕が考えだしてプロットを練っていく中で被害者側の人間が出てきたときに「あぁ、こっちが主役だな」と。まあ、様々な要素があって判断されたんですけども、個人的には犯人目線では書けないなっていうのもありました。被害者側に話を振ったプロットで瑛太さんサイドに改めて持っていって、それで本格的に企画が進み始めた感じですね。


<善悪を決めたくないっていうのは何を書くにしてもある>

我孫子 「殺人犯がいて、その妹がいる」という話から始まったということですが、元々何か書きたかった要素というか、犯罪関係で温めていたネタがあったり、昔からこういうの書きたかったんだよな。ということはなかったんですか?

あわせて読みたい

レビューの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

レビューニュースアクセスランキング

レビューランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2012年2月21日のレビュー記事

キーワード一覧

エキサイトレビューとは?

エキレビ!では人気のドラマやテレビアニメ、話題の書籍を人気ライターがレビュー、解説! 人気ドラマのあらすじや、話題の書籍が支持される理由の考察、国民的アニメに隠された謎の解明など話題の作品の裏話を紹介。

その他のオリジナルニュース

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。