「コンビニなどで売られているビニール傘は生地に単体オレフィン生地を使っていますが、縁結は3層構造のオレフィン生地を使い、濡れても生地がベタつかないようにしています。傘布と各骨の接合部分に、傘を広げた際、内側から風にあおられても風が抜ける工夫が施してあり、持ち手にかかる負担を和らげます。雨の園遊会の際、美智子さまが傘を肩にかつぐようにお持ちになりご挨拶される。ゆえに、まともに風が吹くと負担になってしまう。それを軽減するために考えました」
2年前に作り上げ今年2月から一般販売もはじめているそうだ。売り上げも上々で、購入者は一般客がほとんどだという。一方で、選挙用の傘「シンカテール」はその名の通り業務用の需要が半数を占める。
「選挙用の傘は、機能性はそのままに縁結よりも目立たないようにデザインしています。主役はあくまで政治家なので、どんな傘を持っているという印象が残ってはまずい。一見するとコンビニで売られている傘と同じように見えるが、テレビで大写しになった時に、手元のデザインの違いでシンカテールかどうか見分けがつきます。これは都議会議員の方の要望により作りました」