−−その尻ぬぐいは亜由美さんが……?
亜由美 いったんは私の定期預金を崩して、みんなにギャラを支払い、翌月からの彼のギャラで順次返済してもらいました。事務所としての収入も潤沢にない状態なのに、社長としての自覚がなさすぎますよね。

−−喧嘩にはならなかったんですか。
亜由美 「このままでは、これ以上一緒に仕事をするのは無理!」とぶちまけたら、「だったらやめようや」と逆ギレされて、一カ月以上口も聞かない状態が続いて……。

−−それはきついですね。
亜由美 もう鈴井とは別れて、劇団を辞めたとしても一人で事務所をやっていこうと思いました。でも、そんな決心をした矢先に「どうしても話したいことがある」と呼び出され、「結婚してください」ですよ。まったく意味がわからない。

−−ムチャクチャですね(笑)。ついさっきまで険悪だったはずなのに。
亜由美 このタイミングで、プロポーズするか? ですよね。。その時は結婚する気はなかったのでびっくりしました。

−−ちなみに、おつきあいはされていたんですよね?
亜由美 一応、つきあってはいました。

−−よかった。安心しました。
亜由美 でも、彼氏らしいことしてもらった記憶はまったくないですよ。デートもしたことがなかったし。

−−えっと、それは飲み歩いていて帰ってこないからですか?
亜由美 まず、デートに行くお金がないんです。もっぱら、私がお金を貸したり、食事をご馳走したり、友達との飲み会に連れて行ったりしていました。周囲には「彼氏」として紹介していたけれど、正直、この人はどういうつもりなのかとも思っていました。

この記事の画像

「「副社」は見た! ギャラの使い込み、多額の借金。ミスターのダメ歴史〈鈴井亜由美に聞く1〉」の画像1 「「副社」は見た! ギャラの使い込み、多額の借金。ミスターのダメ歴史〈鈴井亜由美に聞く1〉」の画像2