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8/10は「道の日」じつはそっくり高速道路と古代の道路 

       
『道路の日本史』(中公新書)によれば、3世紀の『魏志倭人伝』にも、魏からの使いが日本を訪れたときの最初の印象として「土地は山険しく深林多く、道路は禽鹿(きんろく。鳥や鹿のこと)の径(みち)の如し」との記録が見られる。さらに『日本書紀』をひもとけば、その後の時代にも中国や朝鮮といった外国から使いが来るたびに道路の整備が行なわれていたことをうかがわせる記述があるという。

古代の道路と現在の高速道路はよく似てる!?


『道路の日本史』ではまた、古代の律令制の確立した奈良時代を中心に整備された「七道(しちどう)駅路」という道路網と現在の高速道路の類似点にも言及されている。

七道駅路は、主に中央政権と各地域のあいだでの情報の連絡のために用いられた。駅路では連絡役の使いが「駅馬(はいま)」と呼ばれる早馬で移動し、一定の距離(原則として30里=約16キロ)ごとには途中で使いが乗り換えるための駅馬を常備した「駅家(うまや)」が設けられた。駅路を利用するためには「駅鈴」という鈴が必要で、それを持つ使いは「駅使」と称された。緊急の場合の駅使は「飛駅(ひえき)」と呼ばれ、一日10駅以上つまり160キロを疾駆したという。

七道駅路の「七道」とは当時の日本の地域区分で、東海道・東山道・北陸道・山陰道・山陽道・南海道・西海道を指す。駅路は都(はじめは奈良の平城京、のちに京都の平安京)を中心にこの七道の地域のすべての国々に延び、ネットワークを形成していた。

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