最近、バラエティ番組などに多数出演している篠原ともえ。現在では大人びた印象を受けるが、やはりシノラー時代が印象深い。
そんなシノラー時代について、かつて当媒体で実施したインタビューで篠原本人が語ってくれていた。

シノラーのファッションに深い理由が!


シノラーといえば、なんと言ってもその派手なファッション。自身で考えていたというそのファッションは、視聴者に"見てほしい"という欲から生まれたという。そのため、顔を見てほしいと思うときはシールを貼り、手を見てほしいときには腕輪をしたのだ。
また、ランドセルを身につけていたこともあったが、その理由をこう語る。
「突撃インタビューで後ろから撮られることが多かったので、背中を可愛くするためにしたんです。空間のスキマをアイディアで埋めていく感じでしたね」

シノラー時代のキャラは「作っていなかった」


また、シノラー時代の篠原は、ファッションとともに、独特の「ぐふぐふ~」など発言するキャラでもお馴染みだった。これもファッションと同じく、"スキマ"を埋めるためのものだったそう。

「よく言われるんですが、あのシノラーのキャラは作っていませんでした。元々照れ屋で恥ずかしかったから、言葉でもスキマを埋めてく感じだったんです」

「宝物の集まり」シノラー時代を振り返って


シノラーブーム以降、デザイナー方面の仕事を行ったり、落ち着いた仕事も多くこなしている篠原。そのせいか、ネットなどでは「シノラー時代は黒歴史では」と書かれたりもするが、本人はそんなことはないようだ。
シノラー時代を振り返り、インタビューでは次のように語っている。
「"大人シノハラ"なお仕事も増えましたが、私はシノラーであり篠原ともえです。過去をデリートせずにそれを積み重ねての篠原としていきたいんです。
だから今まで作ってきたことは過去でなく、宝物の集まり。
どのジャンルのお仕事もしますが、どこかで篠原らしさを入れていきたいですね」

そんな"大人シノハラ"の仕事も増えた彼女の今後にも注目していきたい。

※イメージ画像はamazonより月刊カドカワ 1997年9月号 Vol.15 No.9 総力特集 篠原ともえ (月刊カドカワ)