グローイング(東京都港区)は、社員がパワハラを起こすリスクをあぶり出す管理者教育用の適性検査サービス「パワハラ振り返りシート」を9月より本格的に提供開始した。
パワハラの芽を事前に摘む「パワハラ振り返りシート」提供開始
「パワハラ振り返りシート」サンプル

「パワハラ振り返りシート」ではパワハラを起こしがちな人に共通する行動特性(2領域6行動リスク)に注目。
得点のバランスを鑑みて、受検者がパワーハラスメントを起こす(もしくは起こしている)リスクを10点満点で算出する。さらにレベルを「危険領域」「要注意領域」「注意領域」で評価。受検者ごとに行動リスクのスコアが一番高い項目については傾向と助言を出力する。受検者自身に自己理解・気づきを促すことを目的とした「利用のしおり」(PDF版)も合わせて提供する。
パワハラの芽を事前に摘む「パワハラ振り返りシート」提供開始
2領域6行動リスクの行動特性

検査エンジンには40,000人以上の受検実績(約300社の導入実績)がある「行動価値検査」を利用。行動価値検査は受検者が自分を作りづらく、素の受検者像を把握しやすいのが特徴という。
web検査でPCやスマホ、タブレットで場所・時間を問わず受検できる。また設問数は36問(実質約10分)と受検者の負担が少ない。費用は1部4500円。最低購入ロットは20部から。

グローイングは、「パワハラ振り返りシートで、管理職自身が自らに潜むパワハラの芽に気づき、コミュニケーションやマネジメントスタイルの改善を促すことで一体感ある組織づくりに貢献します」としている。