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小池百合子も枝野幸男も、みんな「日本新党」だった、かつての門下生たちが激突、総選挙、そして…

『「新党」全記録 第III巻 有権者の中の政党』木鐸社)。このときのことを、のちに細川は次のように書いている。

《今までの政党の名前からすると、極めて異例かつ斬新な名称で、私ははじめその言葉を聞いたとき、「それはいささか国粋的にとられかねないのではないか」という危惧の念を持ったのだが、仲畑さんらは「日本」という言葉こそ、今最も新しく訴える力があるという考え方だった。日本という国のかたちを新しく変えていこうという姿勢、理念を誠に単刀直入、そのままに打ち出したものだった》(細川護熙「解説にかえて」、仲畑貴志『この骨董が、アナタです。』講談社文庫)

従来の政党の名前が、主義、あるいは政治に対する姿勢からつけられていたのに対し、日本新党は、完全にイメージ先行で命名されたという点で画期的であった。

政権担当にあたりアマチュアリズムが仇に


日本新党が発足すると、来たるべき国政選挙に向けて候補予定者が一般公募のほか、当時細川が評議員を務めていた松下政経塾の卒業者にも呼びかけて集められた。1993年の総選挙では、候補者公募組から枝野幸男ら2名、松下政経塾の卒業者では野田佳彦や前原誠司ら7名が当選している。なお、日本の政党で候補者の一般公募を行なったのは日本新党が初めてといわれ、その後、自民党なども導入するようになった。

このほか、ニュースキャスターだった小池百合子は、細川の朝日新聞記者時代の同僚である伊藤正孝の紹介で、経済評論家の海江田万里は小池からの紹介で、それぞれ細川と会い、日本新党入りした。
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