ドSドクター“魔王”こと天堂浬(佐藤健)と“勇者”佐倉七瀬(上白石萌音)の胸キュンドラマ、『恋はつづくよどこまでも』(TBS)第6話。ライバルの登場でいつより元気のない佐倉だったが、傍から見ると良い男に取り合われる最高の状況だった。

佐藤健×上白石萌音「恋はつづくよどこまでも」6話。大阪お泊り寝たふりキス「やっぱり王子」に激しく共感
イラストと文/たけだあや

予想通りなのにドキドキ


「一緒にメシ食います」の日に天堂はセミナーの大阪出張が入ってしまう。黙ってついてきた佐倉に気付き、恩師達との食事会を抜けてきてくれる天堂が優しすぎる。「大阪来たらたこ焼きだろ」と、気を遣わせないための一言もさすが。
その日は流子(香里奈)の計らいでダブルベッドの部屋でお泊り。緊張する佐倉がお風呂に入っている間に、天堂は眠ってしまっていた。寝顔を見た佐倉の「やっぱり王子」に共感。佐倉は、王子の寝顔をもっと堪能すればいいところ、とんでもない寝付きの良さを発揮。天堂は、本当は起きているんだろうなと思っていたら、やはり起きている。寝顔にキスしちゃうんだろうなと思っていたら、そっとキスをした。予想通りの展開なのに、予想以上にドキドキさせられてしまう。冷たいようで優しい目線に、すっかりハマってしまっている。

ライバルの登場


佐倉にとって、若林みおり(蓮佛美沙子)の存在が大きい。佐倉応援派としては、もう少し佐倉に浮かれる時間をあげてほしかった。
面と向かって「姉(みのり)とは正反対」と言われ、手術では天堂とのいい連携を見せつけられた。「自分では釣り合わないのでは」とすっかり自信を失ってしまう。
出会いを思い出す大阪での応急処置では、ポツンと置いていかれた高校生の時とは違い、天堂からの「一緒に来い」。天堂は、佐倉の成長をしっかり見てくれている。不安になる必要はないのに、あんなに真っ直ぐ好き好き言っていた佐倉が、今話では「好き」と言っていない。
代わりに、みおりから天堂への「あなたを好きになりました」。さらに、来生晃一(毎熊克哉)から佐倉への「泣くなよ。俺がいるから。好きだよ」。来生の柔らかい声を近くに感じた。これは来生担も増えただろう。
第7話では、佐倉を気にいるVIP患者・上条周志(清原翔)も登場する。
それぞれにライバル多し。

そろそろ天堂の「好き」が聞きたいけれど、聞きたくないような。
(イラストと文/たけだあや)


『恋はつづくよどこまでも』
毎週火曜よる10時〜
出演:上白石萌音、佐藤健、毎熊克哉、昴生(ミキ)、渡邊圭祐、瀧内公美、吉川愛、堀田真由、瑛蓮、原扶貴子、安藤聖、堀本雪詠、見上愛、香里奈、平岩紙、片瀬那奈、蓮佛美沙子、山本耕史ほか
原作:円城寺マキ『恋はつづくよどこまでも』(小学館プチコミックフラワーコミックα刊)
脚本:金子ありさ
音楽:河野伸
主題歌:Official髭男dism「I LOVE...」(ポニーキャニオン)
演出:田中健太、福田亮介、金子文紀
チーフプロデューサー:磯山晶
編成・プロデューサー:宮崎真佐子
プロデューサー:松本明子
制作:TBSスパークル、TBS

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