今年1月19日に発表された、BE:FIRSTらが所属するBMSGを牽引するSKY-HIが仕掛ける大型プロジェクト、『D.U.N.K. -DANCE UNIVERSE NEVER KILLED-』。同プロジェクトは、“日本から世界へダンス&ボーカルシーンに垣根のない新たなカルチャーを作りたい”という思いから誕生し、テレビ番組の放送、そして3月にはフェスの開催も予定されている。
SKY-HIと日本テレビがタッグを組んだ『D.U.N.K. -DANCE UNIVERSE NEVER KILLED-』は、現在、音楽番組『D.U.N.K.』が放送されているほか、3月には音楽フェス『D.U.N.K. Showcase』の開催も決定するなど、プロジェクトとしての第一歩を踏み出している。SKY-HIは『D.U.N.K.』の初回放送の中で、現代が“ダンス&ボーカルグループの戦国時代”と表現されていることに触れつつ、「戦う必要そもそもあったっけ?みたいな」「本当の競争っていうのは、多分楽しくて仲が良いところでしか生まれない気がするので」という見解を明かし、“このプロジェクトを通して国内にシーンを作るところから始めたい”といった意気込みも語っていた。
なお、同プロジェクトの参加者には、デビューから1年1ヶ月で『NHK紅白歌合戦』に出場するなど飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍を見せ、SKY-HIが“フラットに見て1番に参加して欲しい”と指名したBE:FIRSTや、2022年にデビューを果たした、BTSの後輩グループ・&TEAMなど、フレッシュな名前が並ぶ一方、デビュー34年目のDREAMS COME TRUEの参加も発表されている。メンバーの中村正人はSKY-HIとの対談の中で、『D.U.N.K. -DANCE UNIVERSE NEVER KILLED-』の趣旨を聞いた際の心境について、“ボーカルの吉田美和が本当にやりたかったものなのかもしれないと感じた”と振り返りつつ、自身らを“チャレンジャー”と表現し、本プロジェクトへの意欲を覗かせていた。デビュー間もないグループからベテランまで揃う中、今後プロジェクトがどのような展開を見せてくれるのか、期待が高まる。
また、EXILEを筆頭に多数のグループが所属するLDHからも、『NHK紅白歌合戦』の連続出演経験を持ち、デビュー10周年を迎えたGENERATIONS from EXILE TRIBEと、タイにも拠点を置き、東南アジア最大級のフェスにも出演するなど、日本のみならず海外でも活躍中のBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEの参加が決定している。『D.U.N.K.』では、BALLISTIK BOYZ、BE:FIRST、&TEAMメンバーのデビュー前からの関係性などが明かされたほか、GENERATIONSの中務裕太とBE:FIRST、&TEAMが様々な楽曲で自由に踊る“DUNK的ダンスサイファー”に挑戦し、笑顔で交流を深める様子なども放送され、視聴者からは「本当に新鮮で楽しかった」「まさに事務所の垣根を超えた交流!めっちゃいい!!」「ダンスサイファー見てる方も楽しすぎる」などの反響があった。こうした交流が見られることも、同プロジェクトの大きな魅力の1つと言えそうだ。
さらに、昨年オーディションを開催して9人体制となった超特急や、ダンスの世界大会優勝経験を持つDA PUMP・KENZOらの出演も決定しており、SNSでは「どんどん豪華な参加者たちが集ってきた」「ワクワク止まらない」「面白くなってきた」といった期待の声が多くあがっている。“日本に垣根のない新たなカルチャーを作りたい”というSKY-HIの新たな挑戦、そしてそれに賛同した彼らの活躍が、今後国内の音楽シーンに新たな風を吹かせてくれるのではないだろうか。グループや事務所だけでなく世代をも越えた同プロジェクトは、これからさらなる盛り上がりを見せてくれそうだ。