4月21日、TBS系『日曜日の初耳学』に、長谷川博己が出演。2011年に放送され、最高視聴率が40%を超えた大ヒットドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)について話す場面があった。
今回番組では、長谷川にインタビューを実施。この中で、長谷川を一躍有名にした作品として、34歳で出演したドラマ『家政婦のミタ』が紹介された。
長谷川は、“4人の子供を持つが、その自覚がないダメな父親役“を演じたことについて、当初、脚本家である遊川和彦氏から直接オファーを受けたとして、「設定がまぁ、確か38歳で子供4人の親っていう」「ちょっと自分的にはこの年代でその父親らしさっていうのは出せないからちょっと難しいですって言って。ちょっとできないですって遊川さんに直接言ったんですよね」と、一度出演を辞退していたことを明かした。
その上で、「遊川さんが自分の父親が基になってると。自分の父親の話なんだと。その話がすごく目に涙を浮かべながら話されてて。『長谷川さんは僕の父なんですよ』っていう話をずーっとされてて。その熱に負けて。『絶対断らないでください』って言われたんで。『わかりました』って」と、最終的に引き受けた経緯についても話していた。
さらに、同ドラマの最終回で、松嶋菜々子が演じた“家政婦のミタ”こと三田灯との別れのシーンについて、熱く語る子供たちとは対照的に父親役の長谷川は当初、無言で家族の話を聞くという演技プランだったが、カメラが回り始めると30秒ものアドリブ台詞を発したことも明かされていた。

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