4月スタートのカンテレ・フジテレビ系・新月10ドラマは、杉咲花が主演を務める『アンメット ある脳外科医の日記』に決定した。杉咲は、今作でフジ系連続ドラマ初主演。
また自身初の医師役に挑戦する。

【写真】『モーニング』で連載中の原作漫画【3点】

本作は、“記憶障害の脳外科医”という前代未聞の主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。

原作は、講談社『モーニング』で連載中の『アンメット-ある脳外科医の日記-』(原作:子鹿ゆずる/漫画:大槻閑人)。原作者・子鹿ゆずるは、元・脳外科医。それゆえ、作中に登場するさまざまな症例や医師たちの生き様がリアリティーをもって描かれており、医療従事者のみならず、各方面から絶賛されている。今回のドラマ化では、そんな原作の魅力を活かし、複雑な脳神経外科の世界と、そこに生きる人々の姿をしっかりと描いていく。


杉咲は3月に発表を控える第47回日本アカデミー賞 主演女優賞にもノミネートされている。そんな映画界に欠かせない杉咲が、初めて医療ドラマに挑戦。それも、かつてない異色の設定の主人公に扮(ふん)する。

杉咲が演じるのは、ある事故で脳を損傷し、重い後遺症を抱える脳外科医・川内ミヤビ(かわうち・みやび)。彼女は、過去2年間の記憶がなく、さらに今日のことも明日にはすべて忘れてしまう。それゆえ、医師であることを諦めかけたミヤビだったが、彼女の前に、変わり者の脳外科医・三瓶友治(さんぺい・ともはる)が現れる。
空気を読まず、強引でマイペースな彼の言動によって、ミヤビは医師としても患者としても助けられ導かれていく。やがて、ミヤビの“消えた2年間の記憶”の中に隠された謎が明らかに。取り出せなくなっているミヤビの記憶の中にある大きな秘密…そして、彼女の“本当の思い”とは――。

▽杉咲花コメント
頑張れなくてよくて、立ち止まってよくて、変われなくていい。あなたがあなたという人間と付き合っていくことを諦めなければ、それは美しい姿なのだという本作の根っこにあるメッセージに、心を撫でられるようでした。この物語を大切にお届けしたいです。


【あわせて読む】杉咲花の新たな代表作が誕生『市子』、社会の闇をくぐり抜ける壮絶な人生を描く