NHK大河「豊臣兄弟!」には“賛否両論”が渦巻いている。


「これまで何度もコスられまくってきた豊臣秀吉のサクセスストーリーを、“補佐役”の秀長の視点から描くというのは目新しいですが、家族愛、兄弟愛が強調されすぎて《まるでホームドラマ》と揶揄する声もあります。

戦国時代のダイナミックさに欠ける、史実を独自解釈しすぎているというオールドファンの不満も募っている」(元テレビ誌編集長)


 戦国時代の“山場”のひとつ「長篠の戦い」をナレーションのみでスルーしたのも挑戦的と言えば挑戦的、斬新と言えば斬新だろうが、レビューサイトには《いつから大河ドラマのターゲットが小学生になったのか》なんて厳しい意見も少なくない。


「いい意味でも悪い意味でも従来の大河っぽくないのは、脚本の八津弘幸さんの“らしさ”とも言えるかも」(スポーツ紙芸能デスク)


 八津氏はこれまでTBS系日曜劇場「半沢直樹」「下町ロケット」などの脚本も手がけてきた一流のヒットメーカーだ。


「2020年度後期のNHK朝ドラ杉咲花さんがヒロインを務めた『おちょやん』も八津さんの脚本で、八津さんは王道中の王道の朝ドラだからこそ《チャレンジできることがある》《僕なりの遊び心も入れた》などと制作発表会見で意気込んでいたのを、よく覚えています。“予定調和”を嫌うチャレンジャーなので、裏を返せば当たり外れが大きくなりがちなタイプとも言えますね」


「豊臣兄弟!」は仲野太賀(33)の主演という期待もあって、初回の世帯視聴率こそ13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とまずまず好スタートだったが、5月10日放送の第18話が10.7%。このところ10%台が続いて1ケタ陥落を危ぶむ声もあったが、17日放送の第19話は10.9%と踏みとどまっている。


「一昨年の大河は平安時代、昨年は江戸時代中期で、満を持して戦国時代の『豊臣兄弟!』。オールドファンの期待値が上がりすぎた反動もあるとは思いますが、GWの次は7、8月の夏休みに離脱者が増えるリスクが高まるだけに心配です。プラス材料があるとすれば、秀長の正室役の吉岡里帆さん(写真)の露出が今後、増えていきそうなこと。リアタイ視聴するオジサン人気が非常に高いですからね」


 吉岡といえば、3月末に始まった「日清のどん兵衛」の新CM「帰ってきたどんぎつね篇」で、4年ぶりに“キャラ復活”。YouTubeに公開されたCM動画は、すでに1000万回近く視聴されている。露出増で流れも変わりそうだ。


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「豊臣兄弟!」に乃木坂46“次世代エース”を抜擢した思惑とは……。

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