【写真】コスプレイヤー“蓮弥”として活動、普段の絹川愛さんの撮り下ろしカット【16点】
――コスプレイヤーの蓮弥さんとしてのお話もお聞きしたいのですが、そもそもコスプレを始めてみようかなと思ったのはいつごろですか?
絹川さん 15歳ぐらいからやってみたくて、(陸上で県外留学していた)仙台でコスプレイベントが開かれていることも知っていたんです。ただ、当時は陸上ばかりやっていたので土日は試合だし、練習もあってできませんでした。
――なぜコスプレをしたかったんでしょう。
絹川さん 変身願望ですね。陸上だけじゃなくて、スポーツはどれも自分との対話が大事なんです。今の精神状態とか筋肉の状態、コンディションを常日頃管理をして、自分を追い詰めて…と自分主軸なんですよ。あまり他者が関与しないというか。特に長距離ではずっと自分のことを見続けていたから疲れたなって(笑)。
――現在、メインは男装のコスプレだとか?
絹川さん 私はもう9割ぐらい男装です。ずっと“かっこいい女の子”にずっと憧れていたから、こだわっているのかな。
――衣装はご自身で製作することも多いと聞きました。コスプレを始めた頃の衣装はどのように用意していたんですか?
絹川さん 当時は今ほど既製品の衣装がなかったので、自分のパーカーをちぎったりして作っていましたね。両面テープで貼り付けて、ホッチキスで留めて、折り紙のように折って「いや、これ服じゃないな駄目だ」と挫折したり(笑)。どうしても作れない衣装が出てきてから、ミシンを買いました。一番遅い速度でかっちゃ…かっちゃ…と、手を震わせながらやっていましたけど、今では一番速いモードで「早く早く!時間がないんだよ!」みたいな状態で作ります。
――型紙を作り方や、ミシンの使い方はどうやって学んだのでしょう。
絹川さん 独学ですね。基本感覚です。全然職人じゃないのに職人みたいに言っちゃった。ホチキスで留めているだけなのに(笑)。
――そんな蓮弥さんはコスプレ雑誌「COSPLAY MODE」ベストコスチューマーアワードを2021年、2022年と連続で受賞されています。
絹川さん 衣装を自作した人たちが応募するもので、衣装部門とウィッグ部門と造形部門の3つにわかれていて、私は衣装部門に応募しました。
――コスプレイベントにも行かれているんですか?
絹川さん そうですね。最初は撮影メインのコスプレだったんですけど、自分の可能性をどんどん広げていきたいタイプなので、コスプレダンスを2年前ぐらいに始めて、コスプレDJを1年前ぐらいに始めました。今は多いときだと4週連続でステージに出ることもあって、本当にコスプレ中心の世界生活で生きています。
――ダンスやDJもコスプレに絡めていて、エンターテイナーですね。
絹川さん みんながワーッて喜んだりするのが楽しくてすごく好きなんです。陸上で人を楽しませるのもそうですけど。一番最初は陸上でお母さんを喜ばせるところから始まり、今度はコスプレをして、写真やDJ、ダンスでみんなを楽しませたいです。
――ご自身でイベントを主催しているそうですが、イベントを開いてみようとなったのは、どういうキッカケですか?
絹川さん 福島県いわき湯本市に「旅館こいと」という旅館があるんですが、コスプレを推奨しているんです。コスプレをして街中のどこを歩いてもいいような環境を5、6年で作り上げた旅館で。そこを中心にコスプレイベントを開いて、なおかつ自分がやっているコスプレダンスとかコスプレDJを大広間でやったら楽しいんじゃないかと始めました。いまは半年に1回ぐらいの頻度でやっています。
――全部ご縁がつながっていると。
絹川さん 人の縁はすごく大事にしています。どんな人と出会っても「何か一緒にできないかな」と考えていますね。その中で、同じ熱量を返してくれる人と今も一緒にいるんじゃないかな。
――それだけコスプレで人と関わっていて、アスリートの絹川愛と悟られることはなかったですか?
絹川さん それが面白いぐらいに誰も知らないんです。たぶん陸上なんて観てなくて、全然世界が違うんですよね。仲良くなったレイヤーさんに「実はね」と話したこともあったけど「へえ」ってくらいの反応で(笑)。
――逆に知らないでいれてくれたのがよかったと。コスプレ文化にはどんな魅力が?
絹川さん 私もそうなんですけど、違う自分になることによってメンタルが救われている人は多いんじゃないんですかね。それこそ推しになりたいっていう人もいるだろうし、好きなアイドルユニットでタコパをするとか。
――趣味の一環で、リフレッシュになるんですね。
絹川さん がっつりコスプレイヤーさんだけじゃなくて、年々ハロウィンって盛り上がっているじゃないですか。普段コスプレをしない人たちも、年に1回だけコスプレをして街に出ちゃおうかなっていうのは、多分みんな変身願望があるんだと思うんですよ。だから日本全国で本当に好きな衣装を着るとか、面白い格好するっていうのが流行ってくれたらいいし、それで元気が出る人が増えてくれたらいいなって思っています。
――コスプレの面白さってどんなとこにあると思いますか?
絹川さん 国境越えられることも魅力の一つですよね。外国の方ともコスプレ会場で会うことがあるんですけど、言葉は通じないんですけど、キャラクターの衣装を着ているだけで、好きなんだなってわかるじゃないですか。キャラクター名を言えば、技名を言うとか、それだけでもう会話なんですよね。友達です!同じ趣味の!
――パッションですね。今後は陸上と絡めて、コスプレイヤーとしての活動を?
絹川さん スポーツとコスプレを掛け合わせたなにかをしたいですね。コスプレマラソンなのか、運動が苦手な人への指導をコスプレを交えて楽しくやることなのかわからないですけど。YouTubeでもいろいろ発進してみたいなとも思っています。
――最後に蓮弥さんにとってコスプレとは?
絹川さん 自分もhappyになるし、みんなにもhappyを与えられるものです!自分を救ってくれたのもコスプレなので、これからもコスプレでhappyを与えていきたいですね。
【前編】元世界陸上代表・絹川愛がコスプレイヤーになるまで「アニメが支えた現役時代と母がくれた言葉」

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