【関連写真】山本舞香との結婚発表でも話題を呼んだHiro
デビュー当初は、その一風変わった芸名と菅田将暉の弟という情報だけが先行していた感があったが、今年5月に配信リリースした楽曲『はいよろこんで』がTikTokで注目を集め、サブスク総再生回数1億3000万回超えのヒット。2024年にブレイクしたアーティストの1人として注目を集める形に。
10月からはTOKYO FMでレギュラーラジオ番組がスタートし、同局のタイムテーブル(番組表)の11月の表紙も務めるなどラジオパーソナリティとしての期待値も高まっている。つい先日、NHK紅白歌合戦への初出場が決まり、年末まで目が離せない存在となっていることは間違いない。もちろん、本人も周囲の人間も分かっているとは思うが、本当の真価や実力が問われるのは来年以降。次の楽曲や次の一手を楽しみに待ちたい。
同じように兄が既に大人気者で、弟が同じ分野で追随しているという例では、Number_iの平野紫耀の弟、平野莉玖にも注目が集まっている。ブランドオーナーでもあり、実業家の弟と紹介されることもあった平野莉玖だが、12月18日にアルバム『Just The Way We Are』でアーティストとしてメジャーデビューを果たし、来年は映画『センティエントゲーム』で主演を務めて映画デビューも果たす。早々に“平野紫耀の弟”という紹介から解き放たれて、平野莉玖としての存在感を発揮していくことができるのか?兄とまったく同じ音楽と演技という2つの世界で勝負していく平野莉玖にも大注目である。
さらに、同ジャンルで切磋琢磨している兄弟と言えば、ONE OK ROCK(以下、ワンオク)のTakaとMY FIRST STORY(マイファス)のHiroだろう。森進一・森昌子元夫妻の息子という芸能一家で育ち、共にロックバンドとして世界で戦う2人。ワンオクは今年もワールドツアーを行うなど完全に日本を代表する世界基準のバンドへと成長した。
今年は何と言っても、Hiroが女優の山本舞香との結婚を発表して大きな話題を集めたわけだが、来年はバンドとしてのさらなるブレイクにも期待したい。今年はHYDEとのコラボでアニメ『「鬼滅の刃」柱稽古編』の主題歌に起用され、ファン層もますます拡大していっているはずだ。
ここまでは、今年注目を集めた兄弟をピックアップしてきたが、芸能界でたびたび話題を振りまいている兄と妹と言えば、オズワルドの伊藤俊介と女優の伊藤沙莉の兄妹だろう。妹の沙莉はここ数年、立て続けに映画やドラマの話題作に出演し、今年はNHKの連続テレビ小説『虎に翼』の主演を務めた。大晦日の紅白歌合戦では有吉弘行と橋本環奈と共に、司会を務めることが既に発表されており、今年大いに輝いた女優の1人だったと言っていいだろう。
そして、兄のオズワルド伊藤俊介は、2019年から4年連続で『M-1グランプリ』の決勝に進出。昨年は残念ながら準決勝で敗退したが、今年も再挑戦中だ。バラエティ番組などでブレイク中ではあるが、妹と一緒に年末に輝くことが出来るのか?!今年の『M-1グランプリ』からも目が離せない。
最後に、来年さらに羽ばたいて欲しい!という期待も込めて兄妹タレントをもう1組紹介しよう。宮世琉弥と伊達花彩という兄妹だ。共にスターダストプロモーションに所属する2人。
妹の花彩は、東北地方を拠点に活動を続ける9人組アイドルグループ・いぎなり東北産のメンバーで、熱狂的なモノノフ(ももクロファン)としても知られるドランクドラゴンの塚地武雅が、今推しているグループだと各所で公言している。グループの中でも、花彩は天真爛漫なキャラクターで人気を博している。スターダストと言えば、今年、超ときめき▽宣伝部(※▽は「ハート」が正式表記)がブレイクを果たしただけに、いぎなり東北産もその流れに続きたいところだ。宮世は現在20歳、伊達もまだ19歳。2025年は、東北出身の美男美女、宮世琉弥&伊達花彩兄妹に注目してほしい。
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