ABEMAの恋愛リアリティーショーがすっかり人気番組として定着している。2月から配信された『ラブパワーキングダム2』では、元AKB48永尾まりやと格闘家の白鳥大珠がカップル成立後、真剣交際に発展。
白鳥は「結婚を前提に付き合いたい」と思いを伝え、永尾も「これからも一緒にいたい」と応じた。また、4月2日から配信が始まった『恋愛病院』には、元安芸高田市長の石丸伸二氏が出演。政治家として知られてきた人物が恋リアに登場したことで、大きな話題となった。

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番組内で生まれるカップルは、視聴者にとって最大の見どころだ。告白が成功した瞬間の高揚感、放送後に公開されるデート企画、SNSでの記念日報告──恋リアの楽しさは最終回で終わらず、「その後、2人はどうなったのか」まで含めて、ひとつのコンテンツになっている。

なかでも『今日、好きになりました。』は、成立カップルのその後に注目が集まりやすい番組だ。高校生たちが限られた旅の中で恋と向き合う同シリーズでは、放送後も交際を続けるカップルが少なくない。『今日、好きになりました。夏休み編2023』で成立した長濱薩生と大嶺夢月希の"さつゆづ"カップルは、成立後も仲睦まじい様子を見せてきた。『今日、好きになりました。カンヌン編』で成立したりんかと植野花道の"りんはな"カップルは交際から約2年半が経過し、同棲中の近況が伝えられている。


さらに『今日、好きになりました。夏休み編2024』で成立した中村健太朗と藤田みあの"けんみあ"カップル、同『卒業編2025 in ソウル』の林田拓也と村谷はるなの"たくはる"カップル、同『卒業編2025 in シンガポール』の阿部創馬と夏川メガンの"そうめが"カップルなど、放送後も仲睦まじい姿を見せるカップルは多い。

『今日好き』の成立カップルとして、とりわけ大きな反響を呼んだのが、前田俊と重川茉弥の"しゅんまや"カップルだ。2人は2019年放送の『今日、好きになりました。ハワイ編』で出会い、交際へ発展。その後、重川の妊娠が明らかになり、2020年に結婚。重川は当時16歳だった同年7月に第1子となる女の子を出産し、高校生で母親になった。高校卒業後の2022年11月には、第2子の男の子が誕生している。

おしどり夫婦と見られていたが、2025年2月に離婚を発表した。重川は後に「恋愛の価値観とか、元々価値観の違いは感じていたんですけど、この先一緒にいられないと思うことが増えてきて、子どもが大きくなる前の小さいうちに離れたほうがいいのかなって」と、別れの理由を明かしている。恋リアから交際、結婚、出産へと進んだ象徴的なカップルだっただけに、ファンにも大きな衝撃を与えた。

別れを選んだカップルは少なくない。
『今日、好きになりました。グアム編』で成立した後藤聖那と石川翔鈴の"せなかれ"カップルは、2021年1月に「恋人の関係から親友に戻る」と報告。同『蜜柑編』の岡田蓮とみとゆなの"れんゆな"カップルも、2年半以上の交際を経て2024年9月に破局を発表した。2025年にも、遠距離や多忙によるすれ違いから関係を解消するカップルが見られた。

『シャッフルアイランド』も、カップル成立後の「その後」が話題になりやすいシリーズだ。水着姿で南国を舞台に過ごす開放的な空気もあり、番組中の恋は一気に盛り上がる。『シャッフルアイランド Season6』で成立したフィーナとかつよしは、放送後も交際を続け、現在はオーストラリアで同棲中の近況をSNSなどで発信している。

一方で、同シーズンで成立したゆうた&かほは、その後に破局を報告した。さらに『シャッフルアイランド Season5』では、番組内でカップル成立しても「正式には付き合わない」と報告するケースや、短期間で関係を見直す例もあり、多様な「その後」が見られる。

なぜ、恋リアの成立カップルの「その後」はここまで気になるのか。

理由のひとつは、視聴者が告白の瞬間だけでなく、そこに至るまでの迷いや葛藤も見ているからだ。第一印象、三角関係、すれ違い、最後の告白。
感情の動きを追ってきたぶん、成立後の交際は大事な"後日談"であり、ある種の答え合わせにもなる。

ただ、恋リアで生まれた恋は、現実に戻ってからが本当のスタートでもある。番組内では毎日顔を合わせ、非日常のロケーションで気持ちが高まりやすいが、終了後は学校、仕事、家族、遠距離、多忙といった現実的な問題に向き合わなければならない。それゆえに関係が揺らぐこともあるが、だからこそ交際が続くカップルには応援の声が集まり、別れを選んだ2人にも「仕方ない」「よく話し合った結果なのでは」といった好意的な反応が生まれる。

カップル成立、交際継続、破局、結婚、離婚。ABEMAの恋リアが支持され続けるのは、甘い結末だけを見せるからではない。番組が終わったあとも、それぞれのリアルな選択が続く。その予測できなさこそが、視聴者を引きつける最大の理由ではないだろうか。

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