5月5日から10日(7日を除く)にかけて、池袋サンシャインシティでコスプレイベント「acosta!」のGW特別企画「スペシャルコンセプトウィーク」が開催された。学生限定、25歳以上、オールナイト、男装――日替わりで参加条件を絞った同イベント史上初の試み。
ENTAME nextは連日会場を訪れ、それぞれのコンセプトに集まったレイヤーたちの撮り下ろしスナップを直撃インタビューと共にお届けする。

【写真】夢彩さんの『ヒロアカ』轟焦凍コスプレ撮り下ろし&キュートな自撮りカット【13点】

5月9日の「男装限定」DAYで出会ったのは、漫画『僕のヒーローアカデミア』の轟焦凍に扮した夢彩(ゆあ)さん。普段は女性キャラクターを主にコスプレして活動している彼女が男装に踏み切った原点は、「7年前の友達への誕生日サプライズが原点」という。自身で4年かけてプロデュースしたコスプレカラコンブランド「レフィネライト」を使用し再現した絶妙なオッドアイ、そして「男装限定なら、男装を撮りたい人だけが来てる」と語る企画への共鳴までを紐解いた。

――GWの5日間あるイベントのなかで、あえて「男装限定」DAYを選んだ理由は?

夢彩さん 前々からコスプレイベントで男装をしたいなとは思っていたんです。ただ、「理想に届かないし……」「女の子のコスプレを撮りたくて来ている方だと気乗りしないかなぁ」と、いろいろ考えて断念していて。でも今回のように「男装限定」なら、男装を撮りたい人だけが来てると思うので……今回ようやく勇気が出ました!

――そんな今日身に纏ったのは、漫画『僕のヒーローアカデミア』の轟焦凍。なぜこのキャラを?

夢彩さん 7年前ぐらいに、友達の誕生日サプライズでやったことがあって。そのときは完全なコスプレじゃなかったので、いつかちゃんとやりたいと思い続けていたんです。あとは、池袋サンシャインの雰囲気と相性がいいかなと思って。

――今日のコスプレで特にこだわった部分を教えてください。

夢彩さん 特にこだわったのは、傷メイクと体型補正です。
まず傷メイクは、火傷痕のケロイドっぽくなるように、舞台用の特殊メイク接着剤みたいなものをベースに塗って、凹凸と質感を作っています。そこにアイシャドウを5種類ほど重ねて、深みを出しているんです。

――もう一点の体型補正のほうは?

夢彩さん もともと華奢で女性っぽい体型なので、服の下に男性っぽい体格になるグッズをいっぱい仕込んでいます。

――そして、ご自身プロデュースのカラコン着用されているんですね。

夢彩さん そうなんです!4年かけて、コスプレカラコンの「レフィネライト」というブランドをプロデュースしてきました。今回はその中から「ヨーロピアンアクア」というカラーを使っています。

――轟くんの再現にはぴったりだと。

夢彩さん 轟くんはオッドアイで、片方の目が青でも緑でもない絶妙なアクアカラーなんですけど、まさにその色を再現できるカラーがラインナップにあるんですよ。これがバッチリなんです(笑)。自分で目元を見ながら「完璧じゃん……」ってなってます(笑)。

――そんな轟くんで参加した「男装限定」DAYのアコスタはいかがですか?

夢彩さん いつもと違って参加者も多すぎず、写真も撮りやすくて楽しかったです。男装限定みたいな企画ができるのも、アコスタの規模ならではだと思うので、すごく貴重だなと。
GWのアコスタ企画は、ほかの日にも行きたかったぐらいなので、ぜひまたやってほしいなと思います。ただ、今日は屋外がとんでもない強風で、ウィッグが崩れまくっていたのだけは悲しいです(笑)。

――この1年で、自分の成長を感じるポイントはありますか?

夢彩さん コスプレをやるたびに、自分の見る目が肥えてきているのを感じています。前は「これでOK!」と思っていた部分も、「もっとこうしたほうがいいな」って見えるようになったのが、成長だなと感じています。その分、クオリティも上がってきたんじゃないかな。

――では、これまでコスプレをやっていたからこそできた経験、感動したエピソードを教えてください。

夢彩さん 経験の面で言うと、もともとカラコンオタクなだけだったのに、コスプレカラコンをプロデュースできたこと。あと、コスプレを通してたくさんの友人ができたことですね。そして、自分の「好き」を表現として形に残せること。これって私にとってはコスプレをしていなかったらできなかったことだなと思っています。

――コスプレをしたことがない人にメッセージを送るとしたら?

夢彩さん 今は昔に比べてコスプレアイテムも豊富で、めっちゃハードルが低くなっているので、好きなキャラでも似合いそうなキャラでも、軽い気持ちでやってみてほしいです。

――最後に、コスプレイベントに行ってみたい、撮影してみたい人へ、アドバイスがあればお願いします。


夢彩さん 「カメラを絶対買わないといけない!」みたいなこともないですし、スマホでも何でも、とりあえず撮れるもので大丈夫。あとはある程度、SNSでその「イベントの参加表明」とかをチェックして、撮りたい人やキャラクターを見つけておくのもおすすめです。そうすると行く前からワクワクできるし、見つけて声をかけるのもしやすくていいかなと。きっと楽しいと思いますよ!!

【あわせて読む】開発費は数百万円…!? 福岡出身・美人レイヤーが本気でカラコン開発に取り組んだ理由
編集部おすすめ