元CAという異色の経歴を持ち、グラビア、そして現在はRIZINガールや女優としても活躍の幅を広げる橘和奈。約1年前に掲げた「雑誌の表紙を飾る」という目標を有言実行で達成した彼女は、次なるステージへと着実に歩みを進めている。
初のドラマ撮影で感じた“完熟”の魅力、RIZINの華やかな舞台裏の過酷さ、そしていまだに家族に活動が知られていないというプライベートな一面まで。デビュー3周年を迎えた彼女の現在地に迫った。(前後編の前編)

【写真】元CAグラビアモデル・橘和奈の撮り下ろしカット【7点】

――ちょうど1年前のインタビューで「雑誌の表紙を飾りたい」「写真集を出したい」と宣言されていたのが印象的でした。見事に有言実行されましたね。

橘 ありがとうございます!ずっと「表紙をやりたい」と言っていたので、実現できて本当に嬉しかったです。

――実際に表紙の撮影となると、気持ちは違いましたか?

橘 今までもグラビアのお仕事は色々やらせていただいたんですけど、全然違いますね。自分でも信じられないくらい緊張しました。でも心配事があって、最近のグラビアモデルさんって2000年代生まれの若い子ばかりで、もう、とってもフレッシュで……(笑)。

――橘さんもまだまだフレッシュだと思いますが。

橘 いえいえ、もう完熟です(笑)。でも、逆にフレッシュな子にはできないことを求められていると思うので、私にできるところにフォーカスを当てていこうって思えるんです。もちろんグラビアで大ブレイクしたかったですけど、それをずっと追い求めてもしょうがないので、次に一歩進もうという気持ちです。


――次のステップとして、ドラマに出演されるそうですね。

橘 まだ情報解禁がされていないのですが、銀座のクラブが舞台で、ホステス役を演じました。

――まさに“完熟”が求められる役どころですね。

橘 本当にそうなんです。芸能を始めた頃は、水着にしても「こんなセクシーなものは着たくない」って思っていた時期もあったんですけど、最近は「こういうものが求められてるんだから、楽しまないとな」って。適応力が高まってきたのかもしれません。

――役柄としては、どのようなキャラクターだったのでしょうか?

橘 クールであまり人に興味がない感じの役で。監督にも「役にぴったりだね」って言われるくらい、普段の私と似ている部分もあって、役作りはほとんどなかったんです。ただ、今回は新人のホステスに怒るシーンがすごく多くて……。

――普段はあまり怒らないタイプですか?

橘 全然怒らないです。嫌なことがあったら、そっと離れちゃうタイプなので(笑)。だから、感情的に怒鳴り散らすっていう演技が本当に難しかったです。
監督にも「顔が怒ってないよ!」「もっと眉間にシワ寄せて!」って言われたんですけど、「いや、寄らないです!」みたいなやり取りがあったりして(笑)。

――家で練習したりも?

橘 しましたね。家で一人でセリフを覚えながら怒鳴ってるんで、隣の人からしたら「危ない女がいる」って思われてるかもしれないですよね。でも、初めてのドラマ現場はすごくアットホームで、監督も優しく「もっとこうした方が良くなるよ」ってたくさんアドバイスをくださって。自分一人じゃなく、みんなで作り上げた作品になったなと感じています。

――ちなみに、この役はオーディションで勝ち取ったのでしょうか?

橘 いえ、オーディションではなかったんです。「背が高くて英語が話せる子を探している」ということで、何人かの候補の中から声をかけていただいて。

――元CAで英語が堪能という経歴が、ここで活きたわけですね。

橘 まさか、ここで活きるとは思いませんでした。英語のセリフも結構多くて、私がお客さんと英語で話しているのを聞いて、シャンパンを入れちゃうっていうシーンがあったり。すごくいい経験になりました。

女優として新たな一歩を踏み出した橘。
しかし、彼女の挑戦はそれだけにとどまらない。後編では、もう一つの夢であった「RIZINガール」としての活動、そしていまだ謎に包まれた(?)プライベートな一面に迫る。

PROFILE
▽橘和奈(たちばな・あいな)
1999年2月22日生まれ。福島県出身。女優・タレント。2023年4月、『FRIDAY』(講談社)でグラビアデビューし、芸能界入り。グラビアを起点に、ドラマ・バラエティ・イベントMCなど多方面で活動を展開。2026年からは「RIZINガール2026」にも就任。現在は女優業にも注力しながら、地元福島県の復興プロジェクト「HAMADOORI13」のアンバサダーとしてPRリーダーも務めている。

【後編】元CA橘和奈、「格闘家の水抜き動画を見ながら…」44℃風呂に2時間のストイック生活
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