1996年にデビュー、今年デビュー20周年を迎えたEvery Little Thing。2人は最新アルバムを携えた全国ツアーとベストヒット曲満載の特別公演という2つの異なる公演でファンへの感謝の思いを伝えたのだが、WOWOWでは10月2日(日)にこの2つのライブを続けてオンエアすることが決定。


ELT持田香織「これまで続けることができたのも…」ELT20周年を記念しライブ2本がWOWOWで放送


夜7時から放送されるのは、2015年10月にスタートしたベストヒットホールツアー「Every Little Thing 20th Anniversary Best Hit Tour 2015-2016 ~Tabitabi~」の中でも2016年3月20日に行われた東京公演の模様。今回のツアーは、20周年の感謝の気持ちを全国に伝える「ありがとうの旅」として行なわれたもので、代表曲から最新アルバム『Tabitabi』収録曲まで、ベストヒットなセットリストとなっている。
オープニングは、大ヒット曲「Shapes Of Love」。持田香織の高らかな歌声が会場を盛り上げ、伊藤一朗のギターソロが冴えわたる。続いて、「ソラアイ」や「Jump」など、彼らのキャリアを彩る多彩な名曲が次々と披露される。後半は、「Feel My Heart」「出逢った頃のように」など代表曲で会場を沸かせた。
おなじみのナンバーをアレンジして聴かせるのもアニバーサリーツアーならではの楽しみだ。

ELT持田香織「これまで続けることができたのも…」ELT20周年を記念しライブ2本がWOWOWで放送


持田はライブで、「デビューした頃、20年という月日は想像していませんでした。色々な曲を自分なりに噛みしめながら、それを受け取ってくださった方々と月日を歩んでこられたことを心から感謝します」と感慨深く語った。アニバーサリーを祝う、あたたかな空気に包まれたライブで、色褪せぬ魅力を放つELTサウンドをたっぷりと楽しもう。

ELT持田香織「これまで続けることができたのも…」ELT20周年を記念しライブ2本がWOWOWで放送


そして、夜8時30分からは、2日間限定で開催されたプレミアムライブ「Every Little Thing 20th Anniversary LIVE“THE PREMIUM NIGHT” ARIGATŌ」のうち、デビュー20周年の記念日8月7日に行われた東京公演。特別な日のライブとあって、360度ステージやフラッグをあしらった舞台など、祝祭感あふれる雰囲気の中、持田と伊藤が登場。
ストリングスの美しい調べにのせた「恋文」の詩の朗読、しっとりと歌い上げる「Over and Over」、心弾むポップチューンなど、多彩な魅力を放つ楽曲を次々と披露。1990年代の大ヒット曲も惜しみなく歌い、演奏する。持田がデビュー当時を彷彿とさせるミニスカートでステージに現れ、「Feel My Heart」「Dear My Friend」「Shapes Of Love」といった代表曲のオンパレードに、会場はヒートアップ。さらに、「スイミー」では観客と大合唱し一体感を作り上げ、「Time goes by」を万感の思いを込めて歌い上げるなど、印象的な場面が続く。

ELT持田香織「これまで続けることができたのも…」ELT20周年を記念しライブ2本がWOWOWで放送


ライブで持田は「これまで続けることができたのも、皆さんが見守り続けてきてくださったから。大切にしていただき、ありがとうございます」と、伊藤は「キャリアにあぐらをかくことなく、これかも頑張りたいと思います」と、それぞれファンへの感謝と今後の意気込みを伝え20周年を締めくくった。