マイナス金利解除以降、“金利のある世界” へと移行し、住宅ローンの選び方に悩む人が増えています。変動金利より金利が高めに設定してある固定金利は、低金利時代では「損」と言われがちでしたが、金利が上昇傾向にある昨今では、「固定金利にしておけばよかった」と感じ始めている人も少なくないでしょう。
今回は、「固定金利は損なのか?」をテーマに、固定金利のメリット・デメリットや、向いている人、借り換え時の考え方までをFP視点でわかりやすく解説します。
○固定金利は損と言われる理由
固定金利が「損」と言われる最大の理由は、変動金利より金利が高く設定されていることです。
2026年5月の最新金利を見てみると、メガバンク3社の変動金利の平均は年1.082%です。一方、フラット35の最頻金利は年2.710%※となっており、変動金利と固定金利の差は年1.63%あります。
※買取型/融資比率9割以下/団信加入/借入期間21~35年の場合
たとえば、3,000万円を35年返済で借り入れた場合、年1.63%の金利差は総返済額にすると約1,044万円の差になります。もちろん、これは変動金利が返済期間中まったく上昇しなかった場合の試算ですが、住宅ローンは借入額が大きく、返済期間も長いため、少しの金利差でも返済額に及ぼす影響は大きくなりがちです。
そのため、コストを重視する人は変動金利を選ぶ傾向にあり、実際、新規で借り入れる人の7割以上が変動金利を選んでいます。
○固定金利のメリット
では、固定金利を選ぶメリットはどこにあるのでしょうか。固定金利には、主に次のようなメリットがあります。
返済額が変わらないため安心感がある
将来の資金計画が立てやすい
金利上昇局面でも返済額が増えない
金利動向を気にしなくてもいい
特に、金利上昇基調が続く現在は、金利動向を気にせず返済計画を立てられる固定金利の安心感が見直されています。固定金利は、変動金利より高い金利を支払う必要はあるものの、その分、将来の返済額が変わらない安心を得られるため、「安心を買う」という意味で合理的な選択肢となります。
○固定金利のデメリット
固定金利の最大のデメリットは、変動金利よりも金利が高くなることです。
金利が高めであるため返済額が多くなりやすい
低金利が続いた場合に不利になる
前述したように、2026年5月時点での変動と固定の金利差は年1.63%です。一般的に、日銀の追加利上げは0.25%ずつ行われることが多いため、単純計算では7回程度の追加利上げが実施されると、この差を超える水準になります。
○いつ固定金利の水準を上回るか
変動金利が上昇して固定金利の水準を超えたとしても、それで固定金利が有利になるとは限りません。重要なのは「いつ固定金利の水準を上回るか」です。
住宅ローンの多くは「元利均等返済」で返済します。この返済方式では、返済初期ほど利息の割合が大きく、元本の割合が小さいという特徴があります。つまり、借入残高が多く残っている返済初期に高い金利が適用されるほど、総返済額への影響が大きくなるのです。逆に言えば、返済初期を低金利で乗り切ることができれば、その後に金利が上昇したとしても、最終的な総返済額は固定金利より少なく済む可能性があります。
つまり、今後の金利上昇が緩やかであれば、変動金利のほうが有利になる可能性が高いということです。
一方で、想定以上のペースで金利が上昇した場合は、固定金利の安心感が大きなメリットになります。
今後の金利上昇ペース次第で、固定金利と変動金利のどちらが有利になるかの判断が分かれるでしょう。
○固定金利が向いている人
固定金利が向いているのは、将来の金利上昇による返済額増加に不安がある人です。
家計に余裕がなく、返済額が増えると負担が大きくなる人
教育費など、今後支出の増加が見込まれる人
将来の安心のために、毎月の返済額を確定させておきたい人
金利の動きを気にせず、安定した生活を送りたい人
貯蓄が少なく、繰り上げ返済の余力が小さい人
特に子育て世帯は、教育費のピークと住宅ローン返済が重なることで家計への負担が大きくなりがちです。そのため、固定金利型を選んで返済額を一定にしておくことで、将来の支出計画を立てやすくなります。
また、共働き世帯も、育休や転職、働き方の変化などによって収入が変動する可能性があります。こうした将来の変化を考えると、返済額が変わらない固定金利は安心感につながります。
○変動金利との違い
固定金利と変動金利の違いを整理すると、次のようになります。
変動金利は「不確実性があるため金利は低め」、固定金利は「安定性が高いが金利は高め」という違いがあります。
○固定金利を選ぶ判断基準
固定金利を選ぶかどうかを判断する際は、「月々の返済額がいくらまでなら安定した生活を続けられるか」を、具体的な金額で確認することが大切です。
たとえば、借入額4,000万円を35年返済(元利均等返済)した場合、金利によって毎月の返済額は次のように変わります。
現在、変動金利で返済しているケースで、「毎月の返済額が3万円増えても家計に問題はない」と考えるなら、金利が年2.5%程度まで上昇しても対応できると判断できます。
一方で、「今は問題なくても、将来の支出増を考えると月3万円以上の増加は厳しい」と感じるなら、固定金利への借り換えを検討する判断材料になります。
このように、固定金利を選ぶかどうかは、「金利上昇時に自分の家計がどこまで耐えられるか」という視点で考えることが重要です。
○借り換えで固定を選ぶケース
変動金利から固定金利への借り換えを検討する際は、次の点に注意が必要です。
借り換え時点では、固定金利がすでに上昇している可能性がある
固定金利は市場金利の影響を受けやすいため、借り換えのタイミングによっては、現在より月々の返済額が大きく増える場合があります。
借り換えには諸費用がかかる
借り換えには、事務手数料や保証料、登記費用などが必要です。一般的には30万~100万円程度かかるケースが多く、これらを含めても借り換えメリットがあるかを確認する必要があります。
残債や残期間によっては借り換え効果が小さい場合がある
一般的には、住宅ローン残高が多く、返済期間が長く残っているほど借り換え効果は大きくなります。
団体信用生命保険に再加入する必要がある
借り換えでは、新たに団体信用生命保険(団信)へ加入し直す必要があります。そのため、健康状態によっては審査に通らず、借り換えができない場合もあります。
こうした点を踏まえても、「将来、返済額が増えない安心感」に価値を感じるのであれば、固定金利への借り換えを検討するメリットは十分にあると言えるでしょう。
○まとめ
住宅ローンを選ぶ際、総返済額だけで比較すると、金利が高めの固定金利は「損」と感じるかもしれません。しかし、本当に重要なのは、住宅ローンを最後まで無理なく返済し続けられるかどうかです。
特に今後は、金利上昇リスクも意識する必要があります。将来の支出増加や収入変化も踏まえながら、自分にとって無理のない返済方法を選ぶことが、後悔しない住宅ローン選びにつながるでしょう。
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