*12:57JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は4日続伸、ファーストリテと東レクの2銘柄で48円分押し上げ
20日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり128銘柄、値下がり93銘柄、変わらず4銘柄となった。

日経平均は4日続伸。
151.19円高の20584.64円(出来高概算5億2000万株)で前場の取引を終えている。

19日の米株式市場でNYダウは4日ぶりに反落し、390ドル安となった。前の日に開発進展への期待から相場の押し上げ要因となったモデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、効果に懐疑的な見方を示す報道が伝わり、引けにかけて売りが広がった。ただ、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は相対的に小幅な下げにとどまり、アマゾン・ドット・コムやネットフリックスは上場来高値を更新した。また、日銀が22日に臨時の金融政策決定会合を開くと発表し、本日の日経平均は政策期待の高まりから21円高でスタート。米政府高官が米中通商合意の維持を示唆したことも伝わり、前場の日経平均は一時20622.29円(188.84円高)まで上昇した。


セクターでは、非鉄金属、空運業、建設業が上昇率上位。半面、保険業、パルプ・紙、海運業などが下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の52%、対して値下がり銘柄は43%となっている。

値上がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約34円押し上げた。同2位は東エレクとなり、エムスリー、中外製薬、アドバンテス、ダイキンなどがつづいた。日経平均構成銘柄の上昇率トップは前日に決算を発表した古河電工で17.25%高、同2位はソニーによる完全子会社化が発表されたソニーFHで、TOB価格にさや寄せする形で急伸し7.67%高となった。


値下がり寄与トップはソニーで1銘柄で日経平均を約7円押し下げた。同2位はKDDIとなり、富士フイルム、ファミマ、京セラ、リクルートHDなどがつづいた。


*11:30現在

日経平均株価  20584.64(+151.19)

値上がり銘柄数 128(寄与度+206.21)
値下がり銘柄数  93(寄与度-55.02)
変わらず銘柄数  4

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 52690 930 +33.50
東エレク 22220 410 +14.77
エムスリー 4205 165 +14.27
中外薬 13680 375 +13.51
アドバンテ 5260 150 +10.81
ダイキン 14975 250 +9.01
ソフトバンクG 4533 39 +8.43
バンナムHD 5777 184 +6.63
TDK 9370 180 +6.48
信越化 12300 150 +5.40
ファナック 18385 145 +5.22
テルモ 3902 35 +5.04
NTTデータ 1188 27 +4.86
セコム 9244 123 +4.43
第一三共 8633 114 +4.11
大和ハウス 2600.5 85.5 +3.08
日産化学 4550 85 +3.06
資生堂 6585 82 +2.95
オムロン 6900 80 +2.88
太陽誘電 2972 76 +2.74

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソニー 6710 -192 -6.92
KDDI 3201 -26 -5.62
富士フイルム 4931 -135 -4.86
ファミマ 1843 -19 -2.74
京セラ 5744 -34 -2.45
リクルートHD 3376 -18 -1.95
日立建 2628 -53 -1.91
アサヒ 3705 -48 -1.73
豊通商 2443 -45 -1.62
東京海上 4526 -84 -1.51
コナミHD 3490 -40 -1.44
トヨタ 6394 -37 -1.33
丸井G 1736 -31 -1.12
ホンダ 2565 -14 -1.01
7&iHD 3590 -26 -0.94
三井不 1921.5 -26 -0.94
ガイシ 1403 -25 -0.90
洋缶HD 1049 -22 -0.79
デンカ 2613 -104 -0.75
クレセゾン 1143 -20 -0.72


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