「今日僕はジャニーズ人生を終えます」。5月31日、東京ドーム公演を最後に、STARTO社から完全に独立した二宮和也(42)の言葉が話題になっている。


「いろいろある中で、最後の一つ、最終公演でしかできなかったことでいうと、この約30年間のジャニーズ人生を……終われてなかったなと。勝手に終わって、勝手になくなっていったなという気持ちが強かったので」と、今や禁句になった「ジャニーズ」という言葉を何度も使い、自身の胸の内を語った。「ジャニーズ」というワードを使ったためにテレビで映像が切り取られることはなかったが、ファンだけでなく、配信を見た視聴者たちからは「潔くて好感が持てる」と評価は上々だ。


 ジャニーズの性加害報道後、自著「独断と偏見」(集英社)で、ジャニーズ事務所の姿勢について「謝って欲しい。(ジャニー氏の問題がなければ)僕が独立という道をたどることはなかった」と記しており、“話題に触れない”スタンスの他の所属タレントとは一線を画した立ち位置を取っていた。


 二宮といえば、2006年に映画「硫黄島からの手紙」でハリウッドデビュー。ジャニーズからハリウッドに進出した先駆者だった。15年公開の「母と暮せば」で日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞した実力派。23年にジャニーズ事務所から独立し、STARTO社とはエージェント契約で嵐の時だけ活動する形を取っていたが、5月31日に嵐の活動終了に伴い、完全独立となった。芸能関係者がこう言う。


「二宮さんはジャニーズ案件に関してその時ごとに判断したコメントをしている。『ジャニーズ』という言葉をあえて使うこともポジネガ両面があることを意味している。

今後はアイドル業を封印し、ライフワークとして映画に注力するとも聞いています。映画業界では演技の奥の精神性も求められ、アイドルのきれいごとだけではいられない。今回の挨拶は、ジャニーズとの決別と本格派俳優として進む覚悟とも取れるでしょう」


「ジャニーズで学んだことは、できるかできないかではなく、やるかやらないか……やるんです」と語った二宮。キラキラだったジャニーズ時代と決別し、次はどこで輝くのか。


  ◇  ◇  ◇


 有終の美を飾った嵐のラストコンサート。関連記事【もっと読む】『ドキュメント「嵐」最後の日…経済効果1000億円の大ハッピーエンド』…では、本紙記者による最終日の会場周辺の様子について伝えている。


編集部おすすめ