タレントのあの(年齢非公表=写真)と鈴木紗理奈(48)をめぐる炎上騒動は、発端となった深夜の冠番組「あのちゃんねる」(テレビ朝日系)の打ち切りで一件落着となるのか。


 あのが5月18日放送の番組で「嫌いな芸能人」として鈴木の実名を挙げ、鈴木が21日に自身のSNSで「普通にいじめやん」などと反撃したことで炎上したのは、ご存じの通りだ。


テレ朝とあのちゃん側はすぐに対応を協議したのでしょう。翌22日にテレ朝が公式サイトで謝罪し、23日にはあのちゃんが自身のXで降板をほのめかした。たぶん、ここまでは筋書き通りに話を進めたのでしょうが……」と、在京キー局ディレクターがこう続ける。


「あのちゃんが普通の芸能人みたいにすぐ謝罪したら、カリスマ性が失われてしまうかもしれない。世間の持つあのちゃんのイメージを守ろうと考えたのかもしれませんが、それが“最大の誤算”だったように思います。もちろん《悪いのは制作サイド》とあのちゃんをかばう声もありますが、むしろ炎上の火に油を注ぐ結果になってしまった」


 26日には、あのの所属事務所が公式サイトで一連の騒動について謝罪するコメントを発表し、28日には、テレ朝から6月15日放送回での番組終了が発表された。


「あのちゃんのような個性的なキャラにアンチは付きもので、アンチによる非難はテレ朝もあのちゃん側も想定内だったはずです。が、今となれば歌手、女優として“一般化”した彼女を支えているのは、一部の熱狂的なファンだけじゃない。大多数は、大物にも物おじせずに自分を貫く姿勢に好感を持っている、常識的な“サイレントサポーター”です」と話すのは、スポーツ紙芸能デスク。


「今回の騒動をめぐっては、その目に見えない支持層の心が離れてしまったのが痛かった。熱狂的なファンは、あのちゃん本人が鈴木さんに直接頭を下げなかったことで《さすが》と拍手を送ったかもしれませんが、その他大勢のサイレントサポーターは、そうは思わなかった。不思議ちゃんキャラだけど、実は謝るべき時は謝れる賢い女性のはず。

そんなイメージとは違って《他責思考すぎる》と失望してしまったようです」


 あのもしかり、芸能人はイメージ商売だけに、さじ加減が難しい。


「あのちゃんは過去にいじめ被害者だったことから《負けずに頑張っている》と評価されていたのに、鈴木さんから《普通にいじめやん》と加害者扱いされたのもダメージが大きかった。ただ、本人は『ano』として歌手でやっていきたいという思いが強いようですし、7月にはファンクラブ会員限定のライブ、9月にはホールツアーの追加公演も控えている。これを機にバラエティーからは距離を置いて、音楽活動に専念していく可能性もありますけど、それだって目に見えない支持層の後押しは必要なわけで……」(音楽業界関係者)


 ボディーブローのように後から効いてこなければいいが。


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