NIPPON EXPRESSホールディングスは2026年4月14日、グループ会社のNXベトナムが、ベトナム北部ハノイ市の「クアンミン・ロジスティクスセンター」において、日系フォワーダーとして初めて航空貨物CFS(小口貨物混載施設)ライセンスを取得したと発表した。

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 同センター内に新設されたエリアで今月から営業を開始しており、現地の旺盛な物流需要を取り込む狙いだ。
ハノイ地域に拠点を置く日系フォワーダーが空港外の施設で同ライセンスを取得するのは初めてとなる。

 ベトナムでは急速な経済成長に伴い航空貨物の輸送需要が拡大しており、ハノイ・ノイバイ国際空港の貨物ターミナルでは混雑が常態化している。今回ライセンスを得た施設は同空港から車で約15分という至近距離に位置しており、空港外の自社管理下で航空貨物の仕立てから保税運送手続きまでを一貫して完結できる体制を整えた。

 これにより、空港ターミナルでの貨物滞留を回避し、フライトに合わせたタイムリーな搬入が可能になるという。新たに設けられたCFSエリアは約1000平方メートルで、高層ラックや監視カメラ、施錠可能なセキュリティエリアを完備している 。自社で一元管理を行うことで、外部施設での待機時間を削減し、輸送リードタイムを短縮する。

 また、自社施設で効率的に貨物を集約・混載して空港へ一括輸送することで、運行頻度の最適化も図る。NXグループは、紛失や破損リスクを低減させた高品質なワンストップサービスを提供し、ベトナム北部における物流ネットワークを大幅に強化する方針だ。
【編集:af】
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