【その他の写真:利用者が3月時点に戻りつつある洗車場 ダバオ市トリル地区 2026年4月28日撮影】
南部ダバオ市内の給油所の最新価格表によれば、軽油は79.80ペソ(約213円)、レギュラーガソリンは78.60ペソ(約210円)、高オクタン価ガソリンは79.60ペソ(約212円)。ピーク時と比べると、物流の主役である軽油はほぼ半値となり、輸送業界や市民生活に安堵感が広がっている。
今回の乱高下は、中東情勢の緊迫化による原油供給不安が引き金だった。3月以降、価格改定がほぼ毎週繰り返され、マルコス政権が監視を強化するなど社会不安が高まっていた。軽油の急騰は公共交通機関の運賃や食料品価格に直結し、インフレを加速させる最大要因となっていた。
現在の80ペソ前後という水準は、従来の40~60ペソ(約107~160円)台と比べれば依然として高値圏にある。それでも最悪期を脱したことで、輸送業者や自家用車利用者の間には「ひとまず安心」との空気が漂う。エネルギー省は今後も国際市場の動向を注視し、国内価格が適切に反映されているか厳格に監視を続ける方針だ。
【編集:Eula】








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