消防団の年末年始火災特別警戒で、仲間がこんな疑問を口にしました。

「礼装の白手袋って、どうして『白』なんだろうね?そもそも手袋をする意味って?」

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今まで考えもせず着けて来ましたが、言われてみれば手袋の色にせよ着用にせよ、何かしら根拠があるはずです。


(もちろん、別に深く考えてなかったというオチも考えられます)

そこで今回は、礼装の白手袋について紹介します。

■礼装には白手袋。その理由がこちら

なぜ礼装には白手袋なのか。その理由を以下にまとめます。

一、丁寧な仕事や振る舞いを示す
一、純粋な善意を示す
一、目立つので安全上有効

白は汚れが目立つのに……と思ったら、汚れが目立つからこそ、汚さないよう丁寧に振る舞うことを心がけるから、とのこと。

ドアマンやウェイター、タクシードライバーなんかをイメージすると「確かにそうあって(そのように接客して)欲しい」と腑に落ちます。

【素朴な疑問】礼装の時、白手袋を着けるのはどうして?その理由を紹介


「純粋な善意をもって、あなたをお迎えいたします」白手袋に込められた意味(イメージ)

また白には「純粋」や「善意」といったポジティブな意味(他にも無実の「シロ」や、ホワイト企業など)が込められていることから、礼装に採り入れられました。

「純粋な善意を持って、あなたを接遇いたします」

他にも白色は目立ちやすいため、誘導時や制止時などハンドサイン発する時など、相手が視認しやすい効果もあります。

■安全・無害を示す効果も

なお、白手袋を外して持つ時は右手に持つのが基本です。

これは武器を持つ右手をふさぐことで「戦うつもりはありません」という意思を示しています。

(※左利きだったらどうするの?という疑問も湧きますが、相手の利き手など普通は把握していないため、右手で統一したのでしょう)

ちなみに、和式の礼装でも白扇を右手に持ち、しまう時は脇差の位置に差します。

【素朴な疑問】礼装の時、白手袋を着けるのはどうして?その理由を紹介


結婚式で新郎が持つ白扇(イメージ)

これも「戦う意思がない(武器を持っていない)」ことを示しており、手袋と扇の違いはあれ、どちらも白で共通しているのが興味深いですね。


余談ながら、戦う意思がないことを示す降伏旗も白色。白には「安全・無害」を示す効果も見られます。

■終わりに

以上、礼装の白手袋について紹介してきました。

何気なく着けてきた白手袋ですが、その意味を意識すると、立ち居振る舞いも変わってくることでしょう。

街で見かけたり自身で着けたりした時、雑談のネタにでもなればと思います。

※参考:

  • 渋谷ファッション&アート専門学校

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

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