長崎県対馬市にある和多都美神社で、韓国人観光客による迷惑行為が問題視されている。和多都美神社は1000年以上の歴史を持ち、豊玉姫伝説で知られる対馬の名神。

対馬観光スポットのトップ3に入るほど人気の神社だ。

対馬は韓国・釜山から約50kmということもあり、年間約11万人の韓国人観光客が訪れる。和多都美神社は数年前から一部の韓国人観光客による喫煙やポイ捨て、暴力行為などに悩まされていたという。同神社は度重なる迷惑行為を受け、境内に韓国語で「韓国人の立ち入り禁止」と書いた張り紙を掲示した。

また、神社の広報担当が運営するXで、韓国人観光客が境内で喫煙する様子を捉えた動画や写真を投稿。これらが拡散され、多くのメディアに取り上げられて大きな話題となった。

反響は大きかったようで、6月9日には次のような効果があったことをXで報告している。

《韓国人からの批判クチコミが投稿されると、即時削除されるようになりました みなさんが通報してくれているからでしょうか ありがとうございます》

ネット上だけでなく、現地でも反響はあったのだろうか。そこで、本誌は神社に取材を申し込み、今の状況を聞いてみた。対応してくれた広報担当者の声色からは、疲れ切った様子が伝わってきた。

「張り紙を貼ってからも神社での迷惑行為は改善されていません。むしろ、張り紙を見てわざと大声で騒いだり、喫煙したりする韓国人も多くて、かえって彼らを逆撫でしてしまったかもしれないと感じています」

今回のニュースは韓国のメディアでも大きく取り上げられている。

なかには張り紙を「外国人差別」だと指摘するメディアもあったが――。

「神社にも韓国のテレビ局の方から問い合わせがありましたが、その担当者は非常に申し訳なさそうにされていました。実際、日本の方だけでなく、韓国の方からも励ましのお言葉が日々電話やメール、XへのリプライやDMなどでたくさん届いております。『同じ韓国人として本当に申し訳ない』『バンバン注意しちゃってください』『大丈夫ですか? 応援しています』など、謝罪や応援のメッセージが多いですね。一部のマナー違反者のせいで、韓国人全員に向けて出入り禁止を掲げなければならないというのは私どもといたしましても非常につらいです。本当に疲れてしまいました」

消え入りそうな声で、反響を語ってくれた広報担当者。

迷惑行為をする観光客がこれ以上増えないことを祈るばかりだ。