13日、衆議院の財務金融委員会が行われ、減税日本・ゆうこく連合の河村たかし衆議院議員(77)が出席。片山さつき財務大臣(67)らと外為法に関して議論を行ったのだが、“河村節”が飛び出す一幕があった。

河村氏は外為法を改正する目的は「国の安全保障や経済安全保障を確保しつつ、健全な外国投資を促進すること」とし、「総務省と財務省が地方の活力を抑え込んでいる。地方自治体を縛り、自由に動けないようにしている」と指摘。官僚らに対する強烈な不信感を示した。

さらに河村氏は、自身が名古屋市長だった経験を踏まえつつ、地方財政法5条により自治体での地方債の発行が厳しく制限されている現状を問題視。「日本全体では資金が余っており、現預金は500兆円を超えていると言われるが、地方自治体には自由な投資が認められていない。このような状態で、日本の産業を本当に成長させることができるのか」と片山氏に苦言を呈していた。

また、河村氏の矛先は総務省の官僚にも。「総務省の人、商売やったことある?」と切り出した河村氏は「価格競争。より良いものをより安く売る、そういうすさまじい競争の中で生きてきた経験はありますか?」と質問。

指名された総務省の橋本憲次郎大臣官房審議官が「社会人になって、ずっと公務員ですので、商売の経験はございません」と回答すると、議場では笑い声が。

河村氏は苦笑しながら、「正直でいいですけど、民間企業は、より良いものを作ろうと必死に生きていて、儲かったと思ったら競争相手が現れて潰される。家庭が壊れるほど苦労している人もいる。

そんな経験のない人たちが、なぜ地方を縛るんですか。どういう権限があるんですか」と最後まで手厳しかった。

そんななか、委員会の様子を見ていたと思われるユーザーからは、河村氏の総務省官僚に対する発言について、以下のような疑問の声が上がっていた。

《この発言って問題だよね…学校で保護者が先生に対して「社会人経験ある?」「そんな苦労もしたことない人に…」とか言っちゃう人と同じな気がする》
《「商売したことない=苦労してない」という発想もそれはそれであまりに短絡的》
《総務省官僚の人を小ばかにしたような薄ら笑いが全てを物語っていますね》
《この期に及んで「公務員だから苦労してない」みたいなレッテル貼りは全く的を得てないしいかがなものかと思う。》
《こういう、やったことない奴に語る資格ない論法が世の中で一番不毛。》
(すべて原文ママ)

いっぽうで、

《商売したことない=苦労したことがない は問題発言だが、役人の世間知らずの方針で民間が振り回されているのは事実》
《ほんまそれやと思う。 現場知らん人間が机の上だけで数字いじっても、商売してる側の苦労は分からへん。 》

と、河村氏の発言に肯定的な意見も。あるWEBメディア記者は「たしかに河村氏の言い分は、ある意味正論とも言えるのですが……」と前置きしながらこう話す。

「河村氏の発言が名古屋弁だったこともあり、少々キツく聞こえてしまった感は否めません。また、河村氏は市長時代の’21年には東京五輪ソフトボール代表・後藤希友選手(25)の金メダルをかじってしまったり、’24年にも名古屋城天守の木造復元事業を担当していた職員に対し、“できなければ切腹だ”と発言したりするなど、“お騒がせ行動や言動”が目立っていました。それだけに、誤解されるような発言に映ってしまったのかもしれませんね……」

良くも悪くも注目される“河村節”だが、噛みつきはほどほどにーー。

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