有村架純の下積み時代トークに「もっと好きになった!」の声。内気だった少女が学んだ"感情の爆発"と"内側から役を作ること"【日曜日の初耳学】
日曜劇場「GIFT」に出演中の有村架純が5月3日放送の「日曜日の初耳学」に登場し、林修を聞き手に、自身のキャリアや大切にしている思いについて語った。「自分のことをテレビで話すことがあまり多くない」という有村が明かした“下積み時代”のエピソードに、視聴者からも反響が続々。
経験を学びに変えて前進する姿勢に、感嘆の声が上がった。

■「あまちゃん」春子役で感じた"役との共通点"
有村架純の下積み時代トークに「もっと好きになった!」の声。内気だった少女が学んだ"感情の爆発"と"内側から役を作ること"【日曜日の初耳学】


17歳でデビューし、これまで出演作は80作品以上、そのうち25作品で主演を務めるトップ女優へと成長した有村。お茶の間にその存在を知らしめた朝ドラ「あまちゃん」(2013年)では、オーディションを経て小泉今日子演じる春子の少女時代にキャスティングされた。インタビューではその抜擢理由について、「プロデューサーの方から『笑った時のあごのラインが小泉今日子さんに似ている』と言われ、役をいただいて」と裏話を明かした。
だが、そこに至るまでには、演技の難しさとオーディションの壁の厚さ、そして内気な自身の性格と向き合う下積み時代があった。
有村はインタビューの中で、「オーディションに行っても印象に残らずに落ちることがたくさんありました」と回想。アイドル歌手を目指していた春子という役を演じた当時について、「自分も『あまちゃん』までにいろんなオーディションに落ちて悔しい思いをしてきた。春子も同じ境遇の役だったので、妙に感情がリンクした部分がありました」と打ち明けた。

■厚かった演技の壁「マネージャーさんに泣きながら電話して......」
有村架純の下積み時代トークに「もっと好きになった!」の声。内気だった少女が学んだ"感情の爆発"と"内側から役を作ること"【日曜日の初耳学】


さらにインタビューでは、有村の下積み時代を深掘りしていった。世間から注目を集めるきっかけとなった映画『ストロボ・エッジ』(2015年)の撮影現場では、その後の女優人生の礎となる学びを得たという。
廣木隆一監督と一緒に過ごした時間は、今でもかけがえのないものになっています。漫画原作だったので(当初は)キャラクターを作り込んでいったら、『余計なことをしなくていい。
もっと普通でやって』と言われて。そこから、外側で役を作っちゃいけないということに気づかせてもらい、『気持ちがあれば目から伝わるから余計なことをするな』と教わりました。今でもそれは根本として大事にしています」と振り返った。
番組では、この『ストロボ・エッジ』や、現在放送中の「GIFT」でも共演している"戦友"山田裕貴もVTR出演。同じシーンを何十回とやり直しさせられながらも「(有村と)2人で本当にこの現場を経験できてよかったね、と(話した)。自分たちで考えるようになるんです」と、現場で叩き込まれた役作りのエピソードを明かした。
廣木監督の現場で培った"内側から役を作る"という経験は、主演作『映画 ビリギャル』(2015年)でも活かされた。有村は「(主人公・さやかが)私と性格がかけ離れすぎていて、演じられる自信がなかった。クランクイン前日、マネージャーさんに泣きながら電話して『どうしても役が掴めない』って......」と振り返りながらも、現場で共演者と視線を合わせ、言葉を交わす中で、さやかというキャラクターを"内側から"理解していったという。

■1か月間の過酷な同居生活で見えた壁「カメラ向けるのやめてもらえませんか」

そしてもう一つ、有村が乗り越えるのに苦労した壁が、引っ込み思案でおとなしい自分自身の性格だった。「マネージャーさんから『このままだと終わるよ。役者、辞めちまえ』と言われたり......」と、苦しい当時を振り返った有村。
オーディションの場で積極的に自分を出すことができず、制作陣の印象に残らないことが当時の課題だった。
それを打破するため、19歳だった有村に事務所が課した試練が"赤の他人とワンルームで1か月同居生活"。女性カメラマンと同居し、朝から晩まで写真を撮られ続けるという過酷なものだった。
感情の起伏が見えにくい彼女のプライベートを追い、感情が爆発する瞬間を写真に収めるのが目的だったが、1週間、2週間が過ぎても事務所の社長からは「まだ全然(感情を)出し切れていない」とOKが出ず、結果的に同居生活は1か月に及んだ。
番組では、当時同居したカメラマン・大江麻貴さんがリモートで登場。1か月に及ぶ生活の末、有村が感情を爆発させるに至った"大ケンカ"の秘話が明かされた。
「ずっと写真を撮られているので、『ちょっと一回、カメラを向けるのをやめてもらえませんか』って」。限界に達した当時を振り返る有村に対し、大江さんも「『NGなしでやっていこう』と言ったのに、『出したくない部分がある』というのは違うんじゃない? 覚悟が足りないんじゃない?って、その時は生意気にも言わせてもらいました」と振り返った。
泣きながら衝突した末に「『自分を表現して出す』ということが初めてわかった」という有村。番組では、当時大江さんが撮影したという「涙の有村」の秘蔵写真も公開され、視聴者からも感嘆の声が上がった。

■「出会いで思考をブラッシュアップさせていきたい」

こうした経験を重ね、トップ俳優へと成長した有村。林から「年を経て、自分に求められるものが変わってきたという思いはありますか?」と問われると、「どちらかというと"自分が変化したい"という気持ちのほうが大きい。
監督や作品、いろんな人と出会うことで、自分の思考をブラッシュアップさせていきたい」ときっぱり。
痛みを知り、変わり続けることで現在の地位を築いた彼女ならではの強い意志がにじむインタビューに、視聴者からは「あらためて素敵な方だとわかる内容だった」「思考をブラッシュアップしたいという言葉に刺激をもらった」「女優として生きる覚悟を感じた」「もともと大好きだけど、もっと好きになった!」といったポジティブなメッセージが続々と寄せられた。

「日曜日の初耳学」<インタビュアー林修 有村架純編>はTVerで見逃し配信中。山田裕貴に加え、12年来の親友・高畑充希も登場し有村の素顔を明かすほか、"元同居人"大江さんからも秘蔵のプライベートエピソード&貴重な未公開写真が飛び出し、有村の素顔に触れることのできる貴重なトークが繰り広げられている。

(MBSテレビ「日曜日の初耳学」2026年5月3日放送より)

無料見逃し配信はTVerで2026年5月24日(日)まで
インタビュアー林修 有村架純 編!

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「日曜日の初耳学」はMBS/TBS系で毎週日曜よる10時放送。
公式HPはこちら。

有村架純の下積み時代トークに「もっと好きになった!」の声。内気だった少女が学んだ"感情の爆発"と"内側から役を作ること"【日曜日の初耳学】
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