さらに今回は、ITO BINDERYのアイテムを使用して、佐藤詩織さんが作品を制作。最後のスマホの待受画面プレゼントとあわせて、作品もチェックしてみてくださいね。
目次
“紙”を熟知したプロフェッショナル、ITO BINDERY
現在は、「LIVING MOTIF」や「CIBONE」などでの取り扱いのほか、直営のオンラインショップには海外からのオーダーも届いているそう。そして、2023年3月、墨田区本所にある工場内にショップをオープンさせました。
製本会社の文化を追求し生まれた、象徴的なメモブロック
伊藤 ありがとうございます。佐藤さんは、普段なにかを手で書くことは多いですか?
佐藤 はい、作品作りのアイデアを考えるときは、メモパッドなどに手描きします。ただ「これがいいかも」と思っても、メモだと下描きのような印象になってしまう。だからと言って、いざ新しい紙に描き写すと、ひらめいたときのニュアンスが失われてしまうんですよね。でもITO BINDERYのドローイングパッドやメモブロックに描くと、一枚一枚がまるで作品のよう。そのまま額装してもいいかもしれないと思ったくらいでした。そもそもなぜ、オリジナルの紙製品を作り始めたのでしょうか?
それまでは長年、製本会社として印刷物を扱う仕事をしてきましたが、自社製品を手掛けるようになったからこそ、アーティストやデザイナー、建築家のようなクリエイティブな仕事に携わる方々と出会うことができました。特にデザインの要素は、工場においてもとても大切で勉強になります。
伊藤 試作を重ねる中、工場で働いている現場のスタッフとデザイナーの間で、意見がぶつかることも多々ありました。けれど、議論を交わしながら、本当はなにがしたいのか、なにを作りたいのかを考え、コミュニケーションを重ねていくと、お互いの仕事へのリスペクトが生まれていくんです。これがものづくりなんだなと実感しましたね。
また、デザインは単なる見た目の話ではないというのはもちろんのこと、デザイナー自身の社会への眼差しや視点、考えがとても大切ですね。アートやデザインの仕事をしている方々の細部への感度やこだわりにも驚きました。
価値を理解されているからこそ。世界から愛される名品に
伊藤 はい。デザインイベント「DESIGNTIDE TOKYO」への出展をきっかけに、国内外のバイヤーやデザイナーの方の目に触れる機会が増え、インテリア業界のパリコレとも評される見本市「メゾン・エ・オブジェ・パリ」には、2012年から2019年まで出展していました。
伊藤 使っている用紙は、世の中で一般的に流通しているもので、全国各地の製紙工場で作られています。ただ、この製品に使うのはこの工場のものだけと決めているんです。実は、同じメーカーで同じ品番の真っ白な紙でも、大量に束ねてみると作られた工場ごとで本当に微細な色の違いがあるんですよ。とはいえ、さまざまな工場で、安定して高品質の紙を製造できるのは見事な技術だと思います。
デザイナーのバランス感覚と、職人だからこそ成せる技
伊藤 ドローイングパッドは、まず、製紙メーカーより仕入れた大判の用紙を切り分け、専用機械で切取ミシン加工を行います。その後、台紙と重ねた紙束を針金で綴じ、最終的に断裁機でカットして仕上げます。
メモブロックを作るときは、紙の束一つひとつを丁寧に糊付けすることと、端をきれいに断裁することが製品のポイントで、やはりどちらも現場の職人たちの技術が欠かせません。B5サイズを3分割したS、M、Lの3サイズですが、典型プロジェクトのメンバーであるグラフィックデザイナーの則武弥さんが、打ち合わせのときに手書きで仕様をささっと提案してくれ、「どれも紙は350枚、高さは42mmで、8mmの台座を付けること」と指定がありました。カラー展開は、白、グレー、黒、Sサイズは赤もあります。
ちなみに、メモブロックの台紙を8mmの厚みにする仕様は、当初、断裁機が壊れてしまうので無理だろうと頭を抱えました。けれど、デザイナーは重ねる枚数は減らせないと……。ただ、難しいことだと思っていても、職人の方たちは挑戦してくれるんですよね。試行錯誤し実現できたとき、8mmの厚みにこだわるデザインの意味を理解できました。
佐藤 そのような経緯があったとは。側面から見たときの色の組み合わせやバランスが美しく、色違いをいくつか重ねて置いても素敵です。側面の触り心地や、すっときれいに紙を切り離せるのも、職人技が為せる技だったのですね。
アイテムとの世界観も統一。工場内に誕生したショップ
伊藤 実は以前から、海外のバイヤーやユーザーの方が、買いたいと直接訪ねてくることがあったので、ここをお店にしたら、お客様とよりコミュニケーションがとれるのではと考えていたんです。今回も典型プロジェクトの方々に相談して、外から機械や工場の様子が見えるような内装と、ここに合う什器をオリジナルで製作してもらいました。
伊藤 ありがとうございます。今後は、この場所をギャラリーの様に活用したり、地元の方を招いてワークショップを開催してみたり、いろいろなクリエイターの方と一緒になにかできたらと考えています。
佐藤 それは楽しみです。今日はありがとうございました。
聞き手:Naomi
ITO BINDERYのアイテムで制作した作品
佐藤 メモパッドのデザインのかわいさと白い大きな画面が描きたいものとマッチすると思って選びました。大きい白い画面に鉛筆で描くという、「予備校時代を思い出すような描き方ができれば!」と思って、道具は鉛筆をセレクト。やはり、白い画面と鉛筆との相性は言わずもがなよかったです。普通の紙に書くよりも決まるな、かっこいいなと思いました。テーマですが、偉大で美しいものは儚さと隣り合わせだなと痛感した、坂本龍一さんの美しく儚い瞬間を絵にしました。どうかいつまでも、この瞬間が残り続けてほしいです。
佐藤 この紙質がメモになって出回っているところにあまり出会ったことがなく、描いてみたらどうなるのだろう?と興味があり選んでみました。ペンはオレンジ色にすることで、より紙とマッチするのではないかと思い、この色で描いています。選ぶペンの種類によっては滲んだりしてしまう紙質かな?と思っていたのですが、インクとの紙なじみがよく、こちらも描きやすかったです。そして、最近飼い始めた愛犬を描きました!この絵をもって、愛犬の絵は“初描き、デビュー”です。かわいすぎる!と連呼しながら描き終えました。
佐藤 黒のメモブロックはなかなか出会ったことがなく珍しかったのと、ひとつのメモブロックとしてもかっこよかったので選びました。普段花のペン画を描くことがいちばん多いです。今まで、白い紙、iPad……、いろいろなもので描いたことがありましたが、黒い紙に白いペンで描いたことはまだなかったので、初めての体験になりました。黒の紙に白いペンで描くことで、“普通に花を描くよりもあうのでは?”と思って使用してみたのですが、白いペンと細い線が映える紙質でとても描きやすかったです。
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※zipの解凍方法、ダウンロード方法は、スマートフォンの機種により設定方法が異なるため、説明書などをご確認ください DATA
※12:00~12:50は昼休憩定休日土日祝アクセス東京メトロ銀座線「浅草駅」より徒歩5分
都営地下鉄浅草線「浅草駅」または「本所吾妻橋駅」より徒歩5分
都営地下鉄大江戸線「蔵前駅」より徒歩10分問い合わせ03-3622-8865公式サイトhttps://ito-bindery.co.jp/











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