今年のいちごももうすぐ食べ納め。暖かくなってきたし、スーパーに並ぶいちごの質もやや落ちてきますよね…。
でも、そんないちごを長~くおいしく食べる裏ワザを発見!それが、菓子料理研究家・藤野貴子さんのレシピ「まるごとフレッシュ煮」です。小ぶりで硬いいちごでも、濃厚かつジューシーに仕上がるんですって。しかも3週間もつってスバラシイ♪

【酸っぱいみかん救済】えっ「湯煎」するの!?シロップと一緒に?じんわり加熱で驚きのフレッシュスイーツ化♡

家庭雑誌『家の光』の”果物”の作りおきレシピ♪

農家向けの月刊誌『家の光』は、「食と農」「暮らし」「協同」「家族」を柱に、暮らしに役立つ情報を紹介しているJAグループのファミリー・マガジンです。創刊は大正14年(1925年)!なんと100年以上前!!

本日は、創刊100周年を迎えた『家の光』2025年7月号の別冊付録「野菜と果物がたっぷり!ささっと作りおきレシピ」の中で、菓子料理研究家の藤野貴子さんが紹介していた、果物の作りおき「イチゴのまるごとフレッシュ煮」を作ります。

作り方は簡単で、イチゴを切らずにまるごと、グラニュー糖などと一緒に湯煎にかけるだけ。鍋でコトコト煮るのではなく、湯煎で加熱するのが最大のポイント。まるごと湯煎にかけることで、イチゴの旨味と香りをギュッと閉じ込めて、甘味がググッとUPするそうです。

では、作ってみましょう。

ほぼ”ほったらかし”「イチゴのまるごとフレッシュ煮」を作ってみた!

材料と作り方はこちら。

【いちごを3週間楽しむ裏ワザ】旬を過ぎても「まるごとフレッシュ煮」ならおいしさキープ!濃厚でジューシー♪
材料


【材料】作りやすい量
イチゴ…250g
グラニュー糖(果物の重量の30%)…75g
水(果物の重量の50%)…125g
レモン汁…小さじ1

今回購入したイチゴは、お安かったこともあり、小ぶりなうえに色づいていない部分もあって、そのまま食べるとちょっとかたくて、酸っぱいものでした。

そんな”残念イチゴ”がどう変身するのか、お楽しみに♪

【作り方】
1. イチゴは洗ってヘタを取ってボウルに入れ、グラニュー糖、水、レモン汁を加えます。

【いちごを3週間楽しむ裏ワザ】旬を過ぎても「まるごとフレッシュ煮」ならおいしさキープ!濃厚でジューシー♪
イチゴ


2. フライパンに湯(分量外)を沸かします。
今回は、フライパンの底から2cmほどの湯を入れて沸かしました。

ラップをかけた1のボウルを20分湯煎にかけます。火加減は弱火(煮立てないように火加減を保つ)。

【いちごを3週間楽しむ裏ワザ】旬を過ぎても「まるごとフレッシュ煮」ならおいしさキープ!濃厚でジューシー♪
イチゴ


20分湯煎にかけるとこんな感じ。

甘酸っぱいイチゴの香りが漂っています。

【いちごを3週間楽しむ裏ワザ】旬を過ぎても「まるごとフレッシュ煮」ならおいしさキープ!濃厚でジューシー♪
イチゴ


底に残ったグラニュー糖をヘラなどでやさしく混ぜます。

3. 2に再度ラップをかけ、さらに20分湯煎にかけます。火加減は弱火(煮立てないように火加減を保つ)。

トータルで40分湯煎にかけるとこんな感じ。

ぱっと見はあまり変わりませんが、少ししっとりした印象。

【いちごを3週間楽しむ裏ワザ】旬を過ぎても「まるごとフレッシュ煮」ならおいしさキープ!濃厚でジューシー♪
イチゴ


イチゴの甘~い香りがたまりません。

4. 氷水(分量外)を入れたボウルに3のボウルを入れ、粗熱を取ります。


粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やします。

冷えたら、保存容器に移して出来上がり。

温かいうちに保存容器に入れると果肉がくずれるので、冷やしてから保存容器に入れましょう。

調理時間は、冷ます時間を除いて45分。包丁でカットすることもなく、湯煎する際も、途中で一度混ぜるだけの”ほったらかし”調理なので、ぜーんぜん疲れませんでした。超・超・超簡単♪

冷蔵庫で保存すれば3週間ほどもつとのこと。

果物は生のままだと日持ちがしないので、早く食べなきゃとプレッシャーがかかりますが、こうやって”作りおき”すれば、あわてず、のんびり楽しめていいですよね。

冷蔵庫でしっかり冷やしたものがこちら。今回はひと晩冷やしました。

【いちごを3週間楽しむ裏ワザ】旬を過ぎても「まるごとフレッシュ煮」ならおいしさキープ!濃厚でジューシー♪
イチゴ


色づいてなかった白い部分もほんのり赤く染まっています。

シロップまでイチゴ色♪

【いちごを3週間楽しむ裏ワザ】旬を過ぎても「まるごとフレッシュ煮」ならおいしさキープ!濃厚でジューシー♪
シロップ


では、ひと粒味見。

【いちごを3週間楽しむ裏ワザ】旬を過ぎても「まるごとフレッシュ煮」ならおいしさキープ!濃厚でジューシー♪
イチゴ


うんまっ♡

食べた瞬間、イチゴの甘い果汁がじゅわわ~とあふれます。
やわらかくてめちゃめちゃジューシー。

生のイチゴと違ってやわらかい食感ですが、フレッシュさとジューシーさは負けていません。…というより、ジューシーさは生のイチゴを上回っていると思います。

生のままで食べたときは酸っぱくて、ちょっと物足りませんでしたが、グラニュー糖の甘味が足され、じっくり”湯煎”で加熱したことで、イチゴの旨味と甘味が凝縮して、甘酸っぱいおいしいイチゴに変身しました。

お見事!

さて続いては、このイチゴのフレッシュ煮を市販のスイーツにプラスして、贅沢スイーツに変身させることに。

フレッシュ煮で市販のスイーツをグレードUPしてみた!

今回、用意したのは、山崎製パン株式会社の「クリームたっぷり生どら焼」。購入価格は税込90円。

【いちごを3週間楽しむ裏ワザ】旬を過ぎても「まるごとフレッシュ煮」ならおいしさキープ!濃厚でジューシー♪
材料

山崎製パン株式会社「クリームたっぷり生どら焼」 購入価格:税込90円。

どら焼きの上の皮をいったんはがし、たっぷり挟まれた甘納豆入りの小豆ホイップクリームに、イチゴのフレッシュ煮を5粒ほどプラス。

【いちごを3週間楽しむ裏ワザ】旬を過ぎても「まるごとフレッシュ煮」ならおいしさキープ!濃厚でジューシー♪
どら焼き


再び皮をのせて、出来上がり。

【いちごを3週間楽しむ裏ワザ】旬を過ぎても「まるごとフレッシュ煮」ならおいしさキープ!濃厚でジューシー♪
どら焼き


ボリュームUP♪

では、いただきます。

【いちごを3週間楽しむ裏ワザ】旬を過ぎても「まるごとフレッシュ煮」ならおいしさキープ!濃厚でジューシー♪


おいしい!!!

大成功!!!

市販の甘~いスイーツにイチゴの甘酸っぱさがプラスされて、おいしさがワンランク、いや、ツーランクUP。


市販のスイーツの甘さをすっきりさせてくれます。

生のイチゴに負けないジューシーさと、ジャムほど甘ったるくない、適度な甘酸っぱさをもつ「フレッシュ煮」だからこそ、市販のスイーツともバランスよく味がまとまり、おいしさを格上げしてくれるように思います。

シュークリームやエクレア、豆大福など、和洋問わず、いろいろな市販のスイーツにトッピングして楽しむのもアリ。

大福にトッピングすれば、爆速でイチゴ大福になりますよね(笑)。

【いちごを3週間楽しむ裏ワザ】旬を過ぎても「まるごとフレッシュ煮」ならおいしさキープ!濃厚でジューシー♪
イチゴ


ほぼ”ほったらかし”調理で簡単に作れる「イチゴのまるごとフレッシュ煮」は、生のイチゴが余って食べきれない、生のままだと酸っぱくて食べにくいなんてときにも心強い”作りおき”レシピでした。 ぜひお試しください♪

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藤野貴子さん プロフィール菓子料理研究家。フランス料理のシェフの父と料理研究家の母の影響で、幼い頃からお菓子作りに興味を持つ。 大学卒業後は渡仏し、老舗レストランでパティシエールを務めながらフランス各地を回り本場の郷土菓子を学ぶ。帰国後、お菓子教室を主宰。著書に『THE フルーツストック』(Gakken)、『これがほんとのお菓子のきほん』(成美堂出版)などがある。
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