俳優の青木崇高が、2027年1月放送予定のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』に出演することが発表された。松坂桃李が主演を務める同作で、青木は主人公・小栗忠順の盟友である栗本鋤雲を演じる。


 栗本は幕府医官の家に生まれた秀才で、小栗の幼なじみにして生涯の友。文武に優れ、「おばけ」と呼ばれるほどの才能を持つ人物で、のちに対仏外交の最前線に立つなど幕末の重要局面で活躍する役どころだ。

 青木は今回の出演にあたり、「この度のお話をいただくまで貴方のことを存じ上げませんでした」としながらも、人物像に触れる中で「常に『事の本質』を見極めようとする、知への苛烈なる好奇心」を感じたと語る。その魅力について「時代を超えて私の心をぶち抜き、強く掴んで離しません」と表現した。

 さらに、「小栗忠順という人物をしっかりと見据え、『日本の大転換期』をどう生き抜かれたのか。その姿を深く刻み込みたい」とコメント。盟友として主人公と並び立つ役への強い覚悟をにじませた。

 青木はこれまで大河ドラマ『龍馬伝』(2010年)、『平清盛』(2012年)、『西郷どん』(2018年)、『鎌倉殿の13人』(2022年)に出演しており、本作が5作目となる。映画やドラマで存在感を発揮してきた実力派が、幕末を舞台にした新たな物語でどのような人物像を描くのか注目される。

 『逆賊の幕臣』は、日本初の遣米使節として近代化に尽力した小栗忠順の生涯を、“敗者”の視点から描く作品。青木演じる栗本は、その人生を支える重要な存在として物語の軸を担う。2026年夏にクランクイン予定で、盟友同士の関係性にも期待が高まる。
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