PUFFYが、デビューからちょうど30周年記念日となった5月13日に、東京・LINE CUBE SHIBUYAでライブ『One Night “Birthday” Carnival』を開催した。

 開演となり超満員の会場が暗転すると、「これが私の生きる道」のリミックスバージョンに乗せてスクリーンに歴代の写真が投影され、真っ赤な照明に照らされたステージに2人が登場。
「誰かが」からライブが幕を開けた。

 ステージに向かって右が大貫亜美、左が吉村由美という定位置に立ち、そのまわりを新井弘毅(Gt)、渡辺シュンスケ(Key)、山口美代子(Dr)、バンマスの木下裕晴(Ba)が囲む。縦ノリのパンクスタイルの「妖怪PUFFY」のあと、「実は30年前の今日も渋谷にいた」というトークから、「パフィーのツアーメン」「SUNRISE」「DE RIO」と続く。ユニゾンやハモリを使い分けるなどPUFFYならではのボーカルスタイルを見せつけ、バンドのアグレッシブな演奏とともに、観客も総立ちとなった。

 ひと盛り上がりしたところで、「昨日何してた?」「何食べた?」という脱力トークで和み、台湾から来場したファンを発見し盛り上がる。その後は「CHOEGOIST」「ナイスバディ」「プールにて」を披露した。

 ここでスペシャルゲストの奥田民生が登場。「30周年ってマジ?なんか恥ずかしくない?」という爆笑トークで盛り上げ、3人がボーカルを交互にとる「パフィーのHey! Mountain」を披露。さらにステージ中央にソファとちゃぶ台風のテーブルが置かれ、奥田を挟んで3人が座り、ギター1本で「これが私の生きる道」を演奏するというサプライズも。後半では由美と亜美のハーモニカ演奏も飛び出した。続いて、3人のみで「誰がそれを」を熱唱。3人によるアコースティック編成はレアな試みということもあり、大きな拍手が送られた。


 奥田が去ったあと、ギターのmasasucksが参加。「君とオートバイ」で再び勢いを加速させ、「JOINING A FAN CLUB」とハードな楽曲を畳みかける。続いて、黄色いヘルメットと白い軍手を着けた謎のダンサー4人が登場する「モグラライク」、英語曲「Tokyo I’m On My Way」と展開していく。

 そしてダンサブルなディスコビートから、ヒットチューン「渚にまつわるエトセトラ」へ。テンションは最高潮に達し、そのままダンス動画でのリバイバルヒットの記憶も新しい「愛のしるし」へとなだれ込んだ。会場中が大合唱となり、一体感に包まれたところで、2人はファンへの感謝を伝え、ピアノから始まるしっとりとした「Bye Bye」で本編を締めくくった。

 アンコールでは奥田とともに、「30年間歌っていないときがなかった」というデビュー曲「アジアの純真」をパフォーマンス。ボコーダーも用意され、この日のクライマックスにふさわしいスペシャルバージョンとなった。そして「初めてPUFFYとしてレコーディングした曲です」と紹介して披露された「とくするからだ」で穏やかに幕を閉じた。

 PUFFYは7月19日、20日にデビュー30周年を記念して初めて開催する主催フェス『PUFFYの“P”FES』を神奈川・東急ドレッセとどろきアリーナで開催する。同フェスには、ウルフルズ、PUFFY FRIENDS、水谷千重子、UNICORN、[Alexandros]、きゃりーぱみゅぱみゅGLAYスチャダラパーといった豪華アーティストが出演する。
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