大正初期の庭園の原型を留める貴重な存在、東京都北区の「旧古河庭園」。国の名勝に指定された文化財庭園で、英国王朝風の重厚な洋館と、バラ園を中心とした洋風庭園は、鹿鳴館や旧岩崎邸庭園洋館などを手がけたイギリスの建築家ジョサイア・コンドルが設計した。

今年、一般開園70周年と、国指定名勝20周年を迎えたこの庭園でバラを堪能できる「2026春のバラフェスティバル」が、4月29日(水・祝)~6月30日(火)まで開催される。

 「ヨハネ・パウロ・2世」(白色・米)、「スブニール・ドゥ・アンネフランク」(オレンジ色・ベルギー)、「シャルル・ドゥ・ゴール」(紫色・仏)、「ミスター・リンカーン」(赤色・米)、「ヘルムット・シュミット」(黄色・独)など、歴史上の人物の名が付いたものをはじめ、約100種200株のバラが華やかに咲き誇る園内。洋館や京都の著名な庭師、植治こと七代目小川治兵衛(おがわじへえ)作庭の日本庭園とともに、華麗な風景をぜいたくに味わえる。

 期間中は、「春バラの音楽会」を2回開催。初出店の店舗を含む「ローズガーデンマーケット」、好評の「花鉢・苗の販売」、「春バラのフォトスポット」なども予定している。

 入園料は一般150円、65歳以上70円(小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料)。開園時間は9時~17時(入園は16時30分まで)。5月8日(金)~10日(日)、15日(金)~17日(日)は8時から開園。

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