昨年の12月に還暦を迎えた俳優の本木雅弘さん。『おくりびと』『シコふんじゃった。

』など映画史に名を刻む代表作をいくつも持ち、NHK大河ドラマ「徳川慶喜」や「坂の上の雲」などテレビでの活躍も際立つ。今年のカンヌ国際映画祭でプレミア部門に出品された黒沢清監督による時代劇『黒牢城』にも主演しており、新たに代表作に加わりそう。

 日本では6月19日から全国公開されるが、その直前の6月12日に、長年の友人である写真家・中村一弘氏が撮影した還暦記念フォトブック『awai 刹那と永遠のまにまに』(A4変型判/168ページ/税込み6050円)がトゥーヴァージンズ(東京)より刊行される。

 撮影は東京と京都、ロンドンで行われた。還暦当日、東京の自宅で朝を迎えた姿や、また京都では『黒牢城』制作の合間を縫って撮られたため、映画撮影のオフタイムの様子が切り取られている。そんな撮り下ろしのプライベートな写真の数々と、断片的に内なる世界を語る本木さん本人の言葉が重なり合う。また、20代のころ中村氏や仲間たちと旅をし、大きな影響を受けた地インドで当時撮影された写真も収められている。

 刊行に際し、本木さんがコメントを寄せた。「『また撮らせてもらえないか』という友人の誘いに乗り、還暦前後を漂った時間が記念の形になりました。現代では還暦なんて、まだまだヒヨッコの部類です。この歳で写真集なんて気恥ずかしくもありますが、自己を顧みる良い機会にもなりました。SNSをやらない自分なりに皆さんとの交信と思い、これまでのさまざまな感謝を込めてお届けいたします」

 さらに、発売を記念した写真展も6月11日(木)~6月21日(日)に東京・渋谷のNONLECTURE books/artsで開催される。

入場は無料。

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