横浜F・マリノスと横浜FC、そしてJリーグは20日、2025年7月5日にニッパツ三ツ沢球技場で行われた「横浜ダービー」で発生したサポーターによる違反行為について、示談成立と対応完了を発表した。
問題となったのは、明治安田J1リーグ第23節の試合前に発生した騒動。
横浜F・マリノスは、Jリーグおよび横浜FCと連携しながら弁護士を通じた調査を進め、多数の違反行為者との面談や事実確認を実施。その結果、発煙筒や花火を使用した実行行為者を含む40人が違反行為を全面的に認め、損害賠償に応じる意思を示したという。対象者らは両クラブやキッチンカー事業者へ直接謝罪し、深い反省と再発防止を誓約。5月18日付で民事上の示談が成立した。
損害賠償額は5,852,921円で、発生した経済的損害や関連費用を全額支払う内容となった。各当事者間では弁護士作成による正式な合意書も締結されている。
この件を巡っては、2025年10月7日にJリーグが裁定を公表。関与した4つのサポーター団体に活動禁止処分が下され、73人に無期限入場禁止措置が科されていた。その後、2026年1月に調査報告書が提出され、2月から両クラブと弁護士による示談交渉が本格化していた。
Jリーグも同日に声明を発表し、今回の対応を全面的に支持。リーグは全60クラブとともに、危険行為が発生した際には規約上の処分にとどまらず、法的措置を含めて厳正に対処する方針を再確認した。さらに、本件の経緯を実行委員会で共有し、スタジアムの安全を脅かす行為を許さない姿勢をリーグ全体で徹底していくとしている。
横浜F・マリノスは「悪質な違反行為には必要に応じて法的措置も含め毅然と対応する」と強調。Jリーグも「安心、安全な観戦環境を脅かす身勝手な行為は断じて許されない」とし、誰もが安心して観戦できるスタジアムづくりへ引き続き取り組む考えを示した。
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筆者:奥崎覚(編集部)
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