リヴァプールにとって、今シーズンは非常に苦しい戦いになっている。昨夏はフロリアン・ヴィルツやアレクサンデル・イサク、ウーゴ・エキティケらに英国史上最高額レベルの投資を行ったものの、アルネ・スロット体制2年目のアンフィールドに春は訪れなかった。
巻き返しに向けて、すでにスタッド・レンヌから若きDFジェレミ・ジャケを6360万ユーロ(およそ119億円)で獲得することが決まっているが、補強の手は止まらないだろう。なぜなら、チームのエースとして長く活躍してきたモハメド・サラーがすでに退団を発表しているからだ。
今回は『FootballTransfers』の「この夏にリヴァプールへと加わる可能性があるビッグネーム」から、モハメド・サラーの後継者となるであろう5名の新戦力候補をピックアップする。
マイケル・オリーズ(バイエルン・ミュンヘン)
(C)Getty Images
リヴァプールにとって右ウイングの補強は最優先事項となっている。その中でクラブが“夢のターゲット”としてリストの最上位に置いているのが、バイエルン・ミュンヘンでプレーするマイケル・オリーズだ。
かつてクリスタル・パレスでプレミアリーグ屈指のクリエイターとして名を上げたオリーズは、ドイツ移籍後もその才能をさらに開花させている。まさに現代的ウィンガーの理想像であり、サラーの後継者という重責を担える数少ない存在。
しかし、その獲得難易度は極めて高い。バイエルンはオリーズを長期的なプロジェクトの中心選手と位置付けており、放出の意思は一切ないとされている。
それでもリヴァプールがこのフランス代表アタッカーを諦める理由はない。チームの攻撃の核を担える絶対的なクオリティを持ち、個の力で局面を打開できる数少ない存在であるからだ。
ヤン・ディオマンデ(RBライプツィヒ)
一方で、より現実的なターゲットとして名前が挙がっているのが、RBライプツィヒのヤン・ディオマンデだ。まだ19歳という若さながら、ブンデスリーガの舞台で衝撃的なデビューシーズンを送り、一気に欧州中の注目株へと躍り出た。
爆発的なスピードとフィジカルを生かした縦への推進力だ。
RBライプツィヒ側はあと1シーズンは手元に置いて育成を続けたい考えだが、予想されている1億ユーロ(およそ187億円)規模のオファーが届けば状況は一変するはずだ。実際にアーセナルなどプレミア勢も強い関心を示しており、争奪戦は不可避である。
即戦力というよりも“未来への投資”という意味合いが強い補強ではあるが、若手の成長を重視するクラブ方針を考えれば、このディオマンデは極めてフィットする存在。数年後の攻撃陣を担う存在として、獲得を狙う価値は十分にある。
フランシスコ・コンセイソン(ユヴェントス)
セリエAで存在感を高めているフランシスコ・コンセイソンも、リヴァプールが注視するアタッカーの一人だ。元ポルトガル代表MFセルジオ・コンセイソンの息子である若きウィンガーは、ドリブルを武器に局面を打開できる数少ないタイプの選手である。
狭いスペースでもボールを失わずに相手DFを翻弄できるそのプレーは、プレミアリーグでも十分に通用する可能性を秘めている。また、右サイドだけでなく左や中央でもプレー可能な柔軟性を持ち、戦術の幅を広げる存在となり得る。
まだ23歳と若く、トップレベルで安定した数字を残すためにはさらなる成長が求められる。しかし、それを補って余りあるポテンシャルを持っていることも事実であり、将来的な飛躍が期待される選手だ。
サラーの後継というよりは攻撃のオプションを増やす存在としての獲得になるだろうが、そのテクニックと創造性はリヴァプールの攻撃陣に新たな刺激をもたらすはずだ。
ヤンクバ・ミンテー(ブライトン)
アルネ・スロット監督との関係性という点も含めて、非常に現実的かつ興味深い存在がヤンクバ・ミンテーだ。フェイエノールト時代にスロットのもとでプレーしているため、“即戦力”として非常に魅力的な存在といえる。
三笘薫とともにプレーしているガンビア代表の彼にとって、最大の武器はスピードとドリブル突破力だ。左利きの右ウイングという点でモハメド・サラーと共通しているところがあり、得点に直結するアクションができる選手である。
ただ、ブライトンは2024年に3500万ユーロ(およそ66億円)という投資を行っており、クラブとしても中長期的な主力と位置付けている。そのため、簡単に放出するとは考えにくく、仮に移籍交渉が進む場合でも、かなりの高額オファーが必要になるだろう。
それでもリヴァプールにとっては「戦術適応のスピード」という大きなメリットがある。新加入選手がフィットするまで時間を要するケースが多い中で、すでにスロットのスタイルを体現できるミンテーは貴重な存在だ。
バズマナ・トゥレ(ホッフェンハイム)
ディオマンデと同じくブンデスリーガで注目を集めている若手が、ホッフェンハイムのバズマナ・トゥレだ。20歳のコートジボワール代表アタッカーは安定したパフォーマンスとポテンシャルの高さで、静かに評価を高めている。
175cmと大柄ではない彼であるが、ボールコントロール、ポジショニング、判断力を武器にポジションを確保し、今季のブンデスリーガで3ゴール11アシストを記録するなど効率的なプレーを見せている。
5000万ユーロ(およそ94億円)程度のオファーが届けば、ホッフェンハイムはクラブ史上最高額での売却を検討する可能性が高いとされている。ビッグクラブにとっては比較的手の届く価格帯であり、コストパフォーマンスの面でも魅力的なターゲットといえる。
リヴァプールにとっては決して出せない額ではなく、将来的な売却益も期待できる。
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※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。
筆者:石井彰(編集部)

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